Pocket WiFiのファームアップが出てた。
内容は初期化した時に設定値が初期化されないことがある不具合の修正とのこと。
TCPポートはほとんど開いてないし、どうやってアップデートするんだろうと思って手順PDF読んでたら、どうやらシリアルポートを使う模様。
デバイスマネージャで見たら普通にシリアルポートがあった。何故今まで見逃してたんだろう。
ハイパーターミナルで接続してみると、RSSI(3G電波の受信強度)、MODE(不明)、WIFINOTY(Wi-Fi接続時と切断時に出る。接続時は1、切断時は0)が勝手に表示される。
試しにATZとかAT+CSQとか入れてみると受け付けるので普通のATモデムっぽい感じ。
USB接続時はおそらくドライバが内部的にこのCOMポートを使ってダイヤルアップしてるんだろう。
そしてアップデートハック(ぉ)。
ファームアップツールの中身を見ると、__PriFile__.binというのがあり、中身はほぼテキスト。
その中に「NV_LAN_TELNET_ENABLED」の文字が。当然値は0になっている。
試しに1にしてみたが、アップデート直前に差し戻されて失敗。
今度はexeに埋め込んであるのを発見してそちらを書き換えてみたが「PRI File is illegal!」…orz。
そりゃそうだよな。チェックサムぐらいかけてて当然か。
その後、バックアップを取ってあった設定(nvram)をMIMEデコードしてみると、PriFileとほぼ同じような記述があったのでCRC解析を試みるが断念。
Line CRCとあったので行ごとにMIMEエンコードと平文の両方でCRCを算出してみたがことごとくはずれ。
こりゃカスタムファームが出ないわけだ…。
→この後、ごり押しでtelnet接続可能になった(Pocket WiFi(D25HW)にtelnet)。