今まで何度か私が購入したPCやモバイルについて書いてきたが、どちらかというと思い出語り的だった。
そこで、今回はどのようにジャンルが展開していったのかに注目し、図を作成してみた。
特に注目すべき点は
- スマートフォン(W-ZERO3)とMobile PC(VAIO U)のジャンル統合先としてWILLCOM D4を購入したが統合に失敗、結局分離した
- スマートフォンはPTPT(Palm Top Pure Tablet=掌に乗る大きさのピュアタブレット)とUMPC(WILLCOM D4、viliv N5)に分離した
- D4の失敗に懲りず、またPTPTとUMPCをSlate PCに統合しようとしていた
(だが、もし強行していればがっかりな結果になっていたかもしれない。Slate PCではないが、実際にiPadをUMPCやPTPTのように考えて購入して落胆しているレビューをいくつか見かける)
かな。
それでは自戒の意味を込めて名言ならぬ迷言を1つ。
「世の中のトレンドに合わないのは個性派として普通のことだが、あまりにずれすぎてるときは変な方向にいってないか一度考え直したほうがいいかもしれない」
今まで散々「なぜGPS搭載のPure Tabletが出ない!!」とか「だからAndroidとかWindows Embedded Compact 7じゃだめなんだよ!フルWindows搭載に決まってるだろーが!!」とか言ってきたが、それはPTPTとUMPCを1つの端末に統合したいと考えていたからで、別の端末として持つのであればむしろPTPTは超軽量OS、キーレスに特化したUI、動作が検証されたアプリケーションストアといった現在のAndroidやiPhone/iPadのような姿が望ましいと思えるようになってきた。
もっとも、それでもAppleのやり方は気に食わないが(iTunes必須、勝手アプリ不可など)。その辺はAndroidとWindows Phone 7に期待だな。
そして、幻のWindows Mobile 7?に期待するはずだった役割は、viliv N5などのUMPCに担ってもらうことにしよう。
おっと、もう1つだけ迷い言を書いておこう。
「ピュアタブレット(PC、モバイル)≠QWERTY(フル)キー端末-QWERTYキー(ボード)。要するにキーがなくなるだけで全く別のデバイスと考えるべき」
つまり、iPhoneはフルキースマートフォンとは一線を画す、全く別のUI・操作性を持っていて、その点については非常に魅力的だと思う。
一方、iPadや、東芝の2画面液晶PCでソフトウェアキーボードを使って入力することを考えると、全く魅力を感じない。
まだiPadはiPhone的操作ができるのでいいとしても、Windows PCでキーがないのは致命的。
対処としては、もはやWindows PCとして扱わないに限る。つまり完全に独自のUIをかぶせてしまい、操作もフリックやパンなどをメインにする。
これで各社がどうして妙な独自UIを入れてるのかなんとなく分かってきた。D4にもあったなそういえば。
でも、結局その独自UIではすべての設定や操作が完結しないのが痛い。iPhone/iPadは完結する(そりゃOSメーカーが作ってるから当然)。
これをなんとかするには、Microsoft自身がUIをキーレスデバイスに特化させるしかない→その結果がWindows Phone 7だよ!
でも、いつかこの(2番目の)迷言が覆される日が来ることを願っている。
そうなるためには、ソフトウェアキーボードに代わる「打鍵感のある非実体キーボード」が必要だ。要するにSFで出てくるあれだ。
レーザーを使ったそれっぽいのはすでにあるが、当然打鍵感は0。これじゃだめだ。
でも、生きてる間には無理かなぁ。手にグローブ型の装置を取り付ければ可能かもしれないが、それはさすがに本末転倒だろう。
いや、脳に電極を…なんか怖い話になってきたし脱線しすぎだし時間もないのでこの辺でさらb