ニコニコ動画とFlashと動画再生支援

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ニコニコ動画でフルHDや60FPSな動画が出るたびに「Omega」(WILLCOM D4)や「Alpha」(viliv N5)に転送して再生テストしてみるのだが、MPCHC+PowerDVD8コーデックだとよほど異常に重い(10Mbps近いとか)物でない限りぬるぬる再生できる。
が…Flash10.1以降の再生支援だとそうはいかず、かなり重くなる。
そしてニコニコ動画となると…もう再生できたもんじゃない。一体これはどういうことか。

要するに
MPCHC+PowerDVD8コーデック…負荷は動画のみ、ほとんど再生支援でなんとかなる
Flash10.1…負荷は動画とFlash⇔ブラウザ間のやりとり、後者はCPUで処理するため重くなる。またFlashの再生支援自体がMPCHCほどチューニングされてない可能性も
Flash10.1+ニコニコ動画…負荷は動画とFlash⇔ブラウザ間のやりとりとコメント処理。特にコメント処理が激重で非力なCPUには厳しい

ということだ。
実際、YouTubeは再生できるがニコニコ動画は厳しいという機器は多く(Flashのバージョン関係で対応できないものもあるがここでは除外)、やはりニコニコ動画が重すぎる現実が浮き彫りに。いや、何をいまさら。
それこそコメント処理再生支援チップでもないと、Atom ZやSnapdragonなどのUMPC・スマートフォン向けチップでニコニコ動画をぬるぬる再生するのは厳しそうだ。
もっとも、512*384解像度でエコノミー回避してあるような動画であれば、弾幕でも来ない限りなんとかなりそうな気はするが(最近Atom Z機で視聴してないので分からん)。