7/5に待望のほむほむPC(※1)が届いたので、まずは開梱~外観の簡易レビューを。
といっても、普通のPCやグッズのようにそれを見て今から買うってことはできない(※2)ので、今までのPC・デジガジェ系と違ってあまり詳しくは書かずに流していく感じになるかもしれない。
まずは外観編として主に外から見た感じについて紹介。
余裕があれば使用編とベンチマーク編も上げていく予定。
使用編に関しては、ある程度使って感想を溜めたいので一番最後になるかもしれない。
ベンチマークは現時点(7/7 23:07)でほぼすべてのデータはそろっているので、あとは表やグラフにしてコメントを書くだけである。
※1:正式名は「魔法少女まどか☆マギカ コラボレーションUltrabook(TM) 暁美ほむらデザインモデル」。
企画にはIntelも絡んでるらしい?発売元はマウスコンピュータ。ほむほむモデルはパソコン工房から販売された。
※2:たぶん再販はないだろう。あっても別モデルになりそう。
■梱包~外箱
梱包箱。これにエアパッキンが巻かれた状態で届いた。
Intelのステッカーと汎用の警告シールしか貼られておらず、本当にこれがほむPCか?と疑ってしまう。
あ、そういえばシリアルナンバープレートがあるんだった。
なるほど、これを入れるために箱が二重構造になってるんだな。
しかし、ほむほむPCなのにまどかのソウルジェムだな。その辺はこだわってほしかったかも。
まあ、全員モデルはどうするんだよってことになるけど…。
シリアルナンバー499。
別に注文順というわけではないはず。
番号は全モデル通しなので、200台しかないほむPCでもこの番号。
外箱(商品パッケージ)。
あー、これは店頭買いしてもって帰りたかったなぁ。
むしろこれに直接エアパッキン巻いて送ってもいいのに(宅配テロ希望!?)
絵は全モデル共通らしい。
外箱の裏面と側面。
反対側の側面も同じ。底面は絵や文字がなく、箱の構造(「>----<」のような感じ)が見えているだけ。
上面。
どうやらこのPCを手に入れることはエントロピーを凌駕するに値するらしい。
上面内側。
まるで魔法少女にでもなるような感じだ。
べぇさん、本当に魔法少女にしてくれないかな(ぉ)。
■外観
箱から本体を取り出し、いよいよほむPCとご対面(後述の寸法測定と前後してるが気にしない)
電源投入してない状態で、これがほむほむPCであるということが分かる最大にして唯一のポイントである天板。
笑顔で振り向くほむほむがたまらんほむ!
手に眼鏡を持ってるけど、髪の毛はノーマル。
本編ではありえなかった、どこかの可能性世界なのだろうか。
絵は使う時に向かい側から正立して見える向き。
そもそも、使ってる時には見えない。
キーボードがいまいちだし(後述)、Proに上げてリモートデスクトップ運用でもすべきだろうか?
よく見ると、ロゴが劇場版(総集編)仕様。
まさか叛逆でもPC出す気じゃないだろうな…さすがにもたない。
裏面は特にこれといった見どころはない。
一般的なPCとして見ると、バッテリは取り外し不可、メモリ交換不可と普通のUltrabook。
右側はHDMI、USB3.0×2、有線LANポート。
有線LANは特殊なギミックはないが、枠がやや細いのか、使ってたらケーブルが引っ掛かって少し縁が曲がってしまったorz。
ちなみにGbE。
左側は電源ジャック、Power LED、SD/MemoryStickスロット、USB 2.0、オーディオジャック。
Power LEDは電源ボタンにあるものと連動している。
オーディオジャックは4極対応(ただし一部の4極ピンとは合わないらしい)。
もちろん普通の3極ステレオピンも対応している。
内面、というか普段使う時に正対する面。
どこにもほむPCだと分かるものはない。至って普通のUlrabookだ。…後述するキーボードを除けば。
画面上部にカメラが、キーボード右側に内蔵マイクがある。
ステッカーはCore i5とUltrabookのものだけ。よくあるメーカーサポート電話番号が印字されたシールなどはない。
■寸法、重量
厚みは計測していない。
私にとって重要なのはフットプリント(幅×高さ)であり、厚みはどうでもいい。
天板さえ薄ければ、厚みが100mmあっても机の上で占める面積は同じであるため。
比較その2 ASUS X202E-CT3217。
一回り大きい。画面解像度は同じ。
比較その3 VAIO Z11。
こちらも上と同じぐらいの差。しかしこのVAIOはフルHD(購入当初は1600×900だったのをジャンク改造した)。
ほむほむの体jy…げふんげふん、じゃなくてほむほむPCの重量。
カタログでは1.58kgとのことだが、1661gあった。
もちろん何も取りつけていない状態。
80gは一体どこから…?
■付属品
付属品リスト。
前述のシリアルナンバープレート以外にはこれといってほむほむ(あるいはまどか☆マギカ)的なもの(マウスパッドなど)はない。
強いて言えばまどオンのカードがもらえる紙ぐらいだろうか。
あとは、ほむPC化するための手順書がある。
ACアダプタ。19V 3.42A。
MAX64.98Wだが、まずそこまで消費することはないだろう(安全マージンを取ってあるはずなので)。
■電源投入
Win8の初期設定を終えて、ログインした状態がこれ。
…どこがほむPCだ?と思うかもしれないが、壁紙やボイスなどは手動でテーマ設定しないといけないらしい(その旨を書いた紙が入っている。前述の手順書というのがそれ)。
今回はMSアカウントではなくローカルアカウントにした。
すでにMSアカウントで「Arul」(ASUS X202E-CT3217)を使っているため、下手に同期されてほむPC化に影響が出るとまずいためだ。
LED類。
左から順にCaps Lock、Num Lock、ストレージアクセス、Wi-Fi、そして電源(Power LED兼用)。
■キーボードが…。
これがほむPCのキーボードなのだが、何か気付かないだろうか。
問題の部分を拡大。
Enterの右側にわざわざ単独でHome、PgUp、PgDn、Endが確保されている。
大抵のノートPCでは矢印キーとFnのコンビネーションになっていることが多いキーだ。
さらに、矢印キーが通常サイズで他のキーと同じ列に並んでいる。
そのせいで、右Shiftが縮小されて位置もずらされ、右Ctrlと右Altが抹殺されている。
この辺は人によって好みがあるだろうが、私にとっては致命的である。
まず、私のタッチタイピングには少し癖があり、通常は左Shiftと組み合わせるべきキーも全て右Shiftを使っている。
そのため、右Shiftの位置がずれていると記号や大文字などがほぼ全滅状態になってしまう。
ShiftのつもりでEnterの下を押すとキャレットが上に移動するので、単純に誤入力するだけでなく位置まで直さないといけない。
さらに、メインで使っているOperaのパスワード入力(Ctrl+Enter)は右Ctrlを使っているのだが、これもアウト。
左CtrlとEnterの間は24cmも離れているので片手で打つのは無理。せいぜいCtrl+Oが限度だ。
ちなみに手持ちの他のマシンはどうなっているのかというと…。
ジャンクパーツで大幅パワーアップした現行メインマシン「Fen」(VAIO Z11)。
もちろんShiftはEnterの下だし、右Altも右Ctrlもある。
5万円という安さでタッチパネル液晶搭載という驚異のコストパフォーマンスを誇る実験機「Arul」(ASUS X202E-CT3217)。
こちらもShiftはEnterの下にあり、右Alt・Ctrl共に存在。
この小ささ、強度、デザイン、全てが私に合いすぎていて後継機が見つからない「Naoko」(Let'snote R8G)。
右AltがなくEnter、Shiftも小さいが、位置やバランスは上記の2機とそれほど変わらないためか、それほど打ちづらくはない。
現行「Fen」の前に使っていたメインマシン(LaVie RX LR700/8E)。
右Shiftの削れ具合が、いかに私が右Shiftに依存しているかを物語っている(このマシンは6年使った)。
他に削れているのは「A」キーぐらいで、左Shiftは綺麗なままだ。
最後にフルサイズの外付けキーボードと比較。当たり前だが(※)問題ない配列。
キーピッチは十分なのに、この配列だけが残念で仕方ない。
※:しかし、たまにフルサイズでも変なキー配列の物があるので注意。