9万円の置時計

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「Alpha」ことviliv N5が9万円の置時計と化している。
まあ、予想の範囲内ではあるんだけどね。今回は過剰に期待しない、活用を模索しないという条件付きで買ってるし。
しかし、もう少し活用できると思ったんだが…敗因はなんだろうか。

・外出時に使うことを想定…UMPC使えるような外出自体が非常に少ない。また、以前KFC昼飯時に使ってみたが本体が軽すぎ&タッチパネルがやや固いためD4のようにはいかず。
・寝モバ(就寝直前のモバイル)…キーボードバックライトがない、片手で支えた時に本体が食いこんで痛い、バッテリが持ちすぎでつい無駄な時間を過ごしてしまうというデメリットのため使いづらい(最後のは本来メリットのはずだが、寝モバとなると事情が違う)
・「Omega」(WILLCOM D4)の置き換え…MS Office(Excel)が入っておらず、互換Officeだとグラフシートが崩れるため結局手動マージで二度手間、さらに低い位置での親指打ち(体組成記録の時はこういう状態)だとD4のキーのほうが打ちやすい。

まあ、全体的に見れば落ち目なD4も用途を絞れば結構優秀だったということと、今の生活スタイルだと使いどころがどう考えてもない(少なすぎる)ってことが原因だな。
D4が故障するか生活スタイルが大きく変わる(失職・転職とか)かしない限り活用度は増えないだろうが、どちらもかなりの痛みを伴う(後者の場合、下手したら生活崩壊の危険が)のでできれば起こらないでほしい。
つまりviliv N5が活用できない今はある意味幸せってことか…皮肉だな。

ところで、タイトルの「置時計」だが、実家から大学・大学院に通ってた時には3000円ぐらいの液晶置時計(電波時計)を自室ベッドと研究室で使っていたのだが、今ではすっかり使わなくなっている。
一応設置してあるのだが、ほとんど見ることはなく、たまに室温を他の温度計と比較するときに使うぐらい。
理由は、以前は電波がよく受信できて正確だったのと、今のようにUMPCを時計にするというアイデアがなかったこと、また研究室においては十分明るく視認性もよかったが、今は全く届かない電波、それほど明るくない室内、競合するUMPC時計(電気は食うが、正確さに関しては電波より安定なNTPがある)と条件が一気に悪化してしまったため。
多分次二電池が切れたらそのまま放置の可能性も高いな。