Google Public DNS追加調査

4/22の日記メモから切り出し。

試しにDNSサーバ自身にpingを打ってみた。
その結果、Google(8.8.8.8)が48ms、OCN(221.184.25.195)が6ms。
単純に考えて、100クエリにかかる時間は4.8秒と0.6秒。
ただ、最近のブラウザは読み込みながらレンダリングするし、1ページで100ドメイン(FQDN)から読み込むってのはめったにない(せいぜい10~20ぐらいだろう)
それよりも、最適なIPアドレスが返ってくることによるスループット向上のほうがニコニコ動画やYouTubeのような重めのサイトには効果的だ。
もっとも、YouTubeのように各国にサーバが分散してないとあまり意味がないのだが…。
もちろん、テキスト主体の軽めのサイトだと、広告の読み込みに時間がかかり、逆に遅くなる可能性もある。
自分がどういうサイトを主に使うのかによって使い分けるとよさそうだ。

さらにGoogle Public DNS補足。
Geekなぺーじ : Google Public DNS解説と個人的妄想
以下のような人がGoogle Public DNSを使うと早くなると推測しています。
  • 現在使っているDNSキャッシュサーバがタコ
  • 海外のウェブサイトを多く閲覧する人
  • あまりメジャーではないウェブサイトを良く閲覧する人

YouTubeが海外のウェブサイトで、OCNのDNSがタコだから劇的に改善するわけか。
まさかYouTubeがマイナーなんていう人はいないだろう。
あと、ひとつ前の記事段落で直クエリにかかる時間が8倍ぐらい違うと書いたが、そうなるのは双方ともにDNSキャッシュがあった場合。
キャッシュヒットしなければそれだけ時間が延びるので、仮に100クエリのうち30クエリぐらいが海外のマイナーサイトだったらGoogle Public DNSのほうが速くなるかもしれない。
まあ、私の場合はめったに見ないYouTubeを速くするためだけに使おうとしてるわけだが(ぉ)。
ちなみにニコニコ動画はOCNでもGoogleでも同じIPアドレスだったので変わらなさそうだ。