セキュリティの行き着く先は - 1/10000(ぉ)

なんかどこかにありそうなタイトルですが特にどこかのパクリというわけではないです。
本当は昨日書こうと思っていたけど、樽゛くてかけなかったので。

それはさておき、最近セキュリティに注目が高まり、様々なソリューション(解決策、つまりセキュリティ強化する手段とか方法、道具)が生まれてきています。そこで、私の知る限りの昔からのセキュリティ(特にコンピュータ、パソコン)の変遷を軽く追って見ましょう。

●ROM BASIC、DOS時代、Windows3.1
私はこれ以前のマイコン世代は知りません。この時代はまだセキュリティなんてあまり聞きませんでした。もちろんMS-DOSやN88BASICにパスワードログインなんて機能はなく、せいぜい不正コピー防止のコピープロテクトがあったぐらいですが、これはセキュリティとはちょっと違いますね。当時はあまりパソコンに個人情報を入れなかったのか、入れていても操作できる人間が限られていたのか、あるいは今のように悪いことを考える人がいなかったのか・・まあ、セキュリティに甘い時代でしたね。もっとも、専用機ではUNIXとかが導入されていてセキュリティが高かったのかもしれませんが、少なくともPCでLinuxという時代ではなかったような気がします。

●Windows95~Meあたり
一応95からログインパスワードというのが導入されましたが、これはセキュリティというよりはデスクトップの使い分け程度のもので、キャンセルすれば普通にログインできました。それでも、ポリシーエディタなどにより特定ユーザー以外はレジストリやシステム設定を弄れなくしたり、システムフォルダを開けないようにしたりできるようになりました。しかし、ファイルシステムにセキュリティはまだありませんでしだ(FAT、FAT32)。もちろん、UNIXの血を受け継いだLinuxはその辺がしっかりしていましたが、圧倒的なWindowsシェアだったのでまだまだ全体のセキュリティは甘かったと思います。

●WindowsNTのホームユース化
WindowsXPあたりからセキュリティが強化されたNTカーネルのWindowsが一般ユーザーにも浸透して来ました。同時にPC-UNIXも結構普及してきて、ソフトウェア面でのセキュリティはかなり高まってきました。しかし、パスワードを知られたら一発で終わりという弱みはまだあり、しかも覚えやすいパスワードだと知られやすく、知られにくいパスワードは本人も覚えにくいということから、破られにくいパスワードというのは難しいものです。

●ソフトウェアからハードウェアへ
この辺が最近強化されてきた「USBキー」や「生体認証」というやつですね。USBキーは、キーを挿している時だけ使えて、キーを抜くと使えないというもので、物理的なキーがないといくらパスワードを盗んでも使えないというものです。さらに、ネットワーク機能と組み合わせて、逆にキーがあればどこでも自分の環境を使用できるという利点もあります。例えば以前取り上げたHDDなしPCとかがそうです。しかし、それでもキーとパスワードを両方盗まれると悪用されてしまうので、そのキーとして自分の体自身を使う生体認証が今注目されています。指紋や虹彩、声紋、それに手の静脈などが使われますが、手の静脈は特に本人が生きていないと使えないのでよりセキュリティ性が高い(例えば指紋だと、指を切り取ってスキャンしても通ってしまう)ようです。

という風に、軽くセキュリティの変遷をたどってみましたが(かなり偏ってる上に間違いとかもあるだろうし、突っ込みどころ満載だが)、今後はどうなっていくんでしょうか。例えば生体認証のマンションだと、友人宅に行くのにもあらかじめ玄関まで迎えに来てもらわないと入ることもできません。あるいは事故で手が飛んでしまったら手のひら認証や指紋認証はどうやって開けるんでしょう?今後のそういった諸問題の解決と更なるセキュリティの強化に期待です。

って自分で書いててわけ分からん(ぉ)。じゃあ書くなと言われそうですがせっかく書いたのでコミット(ぉ)。