朝日新聞にフードマイレージについて載っていた。ぱっと見たときは航空会社のマイレージポイントみたいなものかと思ったが、全然違った(ぉ)。
フードマイレージというのは、ある国が他の国から輸入している食糧の量(ton)に輸送距離(km)をかけたものの総和で、日本がダントツに多いらしい。まあ、日本は先進国中最低の食料自給率なので、各国から輸入しまくっているため高いのだろうが、国内フードマイレージも結構多いらしい。例えば、地元で取れる農産物なのにわざわざ遠くから運んでいたりする。このフードマイレージは要するに贅沢率ということなので、減らしたほうがいい。しかし、だからといって遺伝子組み換えとか怪しい肥料とか使っても誰も食べないだろうしな~・・。
ちなみに、このフードマイレージは物理量的にはエネルギー(ton=1000kg≒1000kgf(地球上なので)≒9800Nとなるので、それに距離km=1000mをかければ単位はJ(kg・m・s-2)になる)なので、食料にかかっている総エネルギーということになる。人口は少ないのに、すごいエネルギー使ってるんだな。この多いエネルギーをもっと他に有効に使えればいいんだが。
余談だが、私が小学生ぐらいのときは「世界には食べたくても食べられない人もいるんだから、給食はのこさずに食べなさい」みたいなことを教えられた気がするが、その時は子供心に「それならばこの残った野菜を飛行機に積んで送ればいいのに」とか思ってたんだよな~(まあ実際はそんなの無理ですが)。