闘うブロガー(というか「ロガー」)

といっても誰かと対決したりするわけではありません。むしろ闘う相手は自分自身です。

いきなり訳分からんタイトルですが、ふと思いついたので書いてみる。

最近blogが流行で、芸能人(アイドル・タレント・歌手・俳優や女優etc。とりあえずここではテレビや新聞で話題になる有名人程度の意味)もblogを始めたり、ぷっちょのTVCMで「blogに上げ~」と言ったり、もはや猫も杓子もblogな状態。しかし、blog以前から日記を書いていた人もいますし(私も一番最初の「約定期日記」(当時は「不定期日記」)のころはごく普通のhtml日記(CGIやSSIなどありゃしない)だった)。しかし、何もコンピュータ上でなくても日記をつけてる人はいます。そういう人達も含めて、ここでは日記を書く人を「ロガー(ブロガーはbloger=web+log+erなので、webじゃないlog(日記)をつけるからloger。ロジャーと読むなよ(ぉ))」と呼ぶことにしましょう。以下、主にblogやネット日記ですが、一部非ネット日記の話も入ってます。

●「ロガー」の最大の敵、それはモチベーション低下
モチベーションとは「動機」のことで、要するにやる気とか意欲、意志という感じです。とりあえず流行に乗って始めてみたはいいが、書くのが面倒、ネタを考えるのが面倒、コメント・トラバや掲示板・メールの反響の処理が面倒(まあ、これはある程度人気にならないと出てこないか)・・と、ついつい更新が滞り、寂れてしまう(更新し続けてても繁栄するとは限りませんが)。モチベーションの低下の原因は色々ありますが、主に肉体的・精神的に疲れる、忙しくて時間が取れなくなる、反響がほとんどないなどです。しかし、もともとよほどのことでもない限り、普通の人の書くblogや日記はネット中にあふれる何百万、何千万(英語とかも含むと相当な数はあるだろう)の日記のたった1つでしかないので、1年や2年で反響がどっと押し寄せるのは珍しいでしょう。もし成功したならば、それは書いた人の才能ということでしょうかね。ちなみに、ネットに公開しない日記の場合、反響などもともとあるはずもない(本として出版でもすれば別ですが)なのでモチベーションの維持はもっと難しいかもしれません。でも私みたいに初めから自己満足上等(blogやネット日記の場合は反響あれば棚ぼたと思い込む)と割り切ってやってればそう辛くもないと思いますが。大体多くの人がネタ帳やメモをかねてるんじゃないですかね。

●ブロガーやネットロガー(blogツール以前のネット日記先駆者)に特有の苦悩
やっぱり「公開してる」ということから来る特有の問題がありますからね。応援や賛同があればうれしいですが、批判や反対意見はまだいいとしても、根拠がなかったり過剰である誹謗中傷やら無意味な荒らしやら(blogに限らず、掲示板やメールに来ることもある)はロガーに多大な精神的ダメージを与え、モチベーションを大きく低下させます。あとはspam。誹謗中傷や荒らしと違って内容は攻撃的でなかったりしますが、カジノやらポルノやらの広告がべたべたと貼り付けられたりするとイメージダウンに繋がりますし、それの処理も一苦労で、やはり精神的疲労を引き起こしモチベーションを低下させます。spamについては一応blogツールの設定などである程度は防げますが、批判や荒らしなどは精神的に免疫をつけるしかないですね。嫌ならやめてもいいんじゃよ(by FFXIのマートじいさん)(ぉ)・・というわけでもないですが、強制ではないので(一部仕事で書いてる人もいるかもしれないが)一時的あるいは恒久的にやめてもいいわけですし

●反応ないのもなぁ。
逆に反響がほとんどないのも悩みの種。下手に他のblogを真似るとオリジナリティがなくなるし、でもアクセスは伸びないし。でもこれは自己満足上等で割り切ってしまうしかないですね。まだ荒らしやspamが大量に来るよりましと考えましょう。

●ネタ脳・日記脳
ある程度続けるとどうしてもこの現象が出てくる。何か事件とかがあると「ネタになる!」と、文章構成まで即座に考えてしまったり、日記のために睡眠時間を6時間も削ったり(やったことありますよ(ぉ))、ネタがなくてもエディタ(あるいは日記帳)の前でずっと何かネタがないか考え込んでしまったり。本来ロガーが日記を「書く」はずなのに、なぜかロガーが日記に「書かされてる」みたいな状態になってしまうんですよね。でもこれも、よく考えて、その状態が本当に嫌なら強い意志で書くのをやめればいいですし、別に問題ないと思うのなら続ければいいでしょう。私も特に問題ないというかむしろ生きがい的に書いてるので特に悩んでません。そりゃ日記かいてたら寿命が半分になるとか言われると考えてしまいますが…。

●ロガーの敵
以上から、ロガーの闘うべき敵は「自分自身」と「spammer」でしょうかね。特に自分自身は手ごわいかもしれませんよ。ちなみにここでは真面目に批判したり意見したりする人はspammerには含みません。人によっては意見は全部イエスオンリーでないと嫌という人もいるかもしれませんが、世界にはいろんな考えを持った人がいます。否定意見が嫌なら公開をしない、あるいは賛同するグループ内だけで公開すればいいのです。むしろ心から意見を述べてくれる人は「強敵」とかいて「とも」と読むという感じですね。


以上、30分ほどでが~~~~~っと書いたのでかなり適当な部分とか突っ込みどころ満載の部分とか思い込みとかあるかもしれません。でもこれを見た誰かにとって少しでも参考になればいいなぁと思ったりする次第です。