エディタとemacsと携帯と思考速度

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リソースが足りませんのWeb日記経由今日の役に立たない一言 - Today’s Trifle! -エディタを使いこなそうを見て思うことを1つ2つ3つ4つ100つ(ぉ)。

まず、emacsについてだが、私がemacsを初めて使ったのはTurboLinux7の時だろうか。その時はほとんど使わなかったが、大学に入ってLinuxでの授業が多かったので、かなりemacsを使うようになった。といっても、emacs特有のキーバインドはほとんど使わずにマウスとカーソルでちまちまと移動。唯一多用したのはC-x C-s(上書き保存)とC-g(取り消し)ぐらいだ。それよりもWindowsで多用するC-c&C-v(コピーアンドペースト)などが使えないので困った。ちなみに、私が普段使っているエディタはTeraPadで、レジストリを書き換えるなどしてほとんど標準のメモ帳と置き換えて使っている。でも、保存の時にうっかりC-x C-sを押しそうになったりする(ぉ)。他には、HSPのソースを書くときにはTeraPadではなく標準のエディタを使っている。TeraPadよりも低機能なのに、わざわざ標準のを使っているのは、なんとなく「慣れ」というか「HSPソース書くときはこれ」みたいな感じである。でも、大量に置換するときや短形編集にはTeraPadを併用したりするけど。

で、エディタの話はその辺にして、記事でかかれている「考える時間」というのについて。私は携帯電話からでもこのblogを編集できるように小細工してあったりするが、実際あまり使っていない。また、jigブラウザを導入して、PC用のページが見れるようにもしたが、それもそんなに多くは使っていない。どうも、携帯電話の操作系と動作スピードでは、思考の速度が遅くなってしまうのだ。つまり、分かりやすく多少誇張して書くと

PCの場合:考える→操作→待つ→考える→操作→待つ→考える・・
携帯電話の場合:考える→操作→操作→操作→操作→操作→待つ→待つ→待つ→待つ→待つ→考える→操作→操作→操作→操作→操作→操作→待つ→待つ→待つ→待つ→待つ→考える・・・

ということだ。そして、その操作や待つ時間にも考えはあふれてくるが、それを操作によって文章化・具現化することができないと、破棄したり、忘れないために同じ事を考え続けたりしなくてはならない。そのために思考の速度が操作と待ちの速度にまで低下させられてしまう。もっとも、携帯電話もエディタと同じく使いこなせば操作の速度は上げることができ(待ちの速度、というか待ち時間は携帯電話のメーカーに期待しなくてはならないが)、思考の速度をあまり下げなくてもすむようになるだろう(実際、妹はすごい速さでメールを返す。もっとも、絵文字やギャル文字多用なので読んでもさっぱりだったりするが・・)。結局のところ、いくら技術と工夫があっても、人間のほうが追いつけないと意味がないということだ。でも、むしろ私の場合は携帯電話の操作については自ら高速化を避けてきたというところがある。私は一部革新的で一部保守的な変わり者なので、携帯電話を高速で操作するのは今時の若者風に見えるのでそれは避けたいと思ってわざとゆっくり操作したり、間をおいたりと変なことをしてきたのだ(いわば携帯電話をENIAC風につかう(ぉ))。でもそれはあまり意味がないことに気づいてきたので、そろそろ爆速打ちにでもチャレンジしてみるか(ぉ)。しかし、このままいくとそのうち脳波を感知して操作できる携帯電話やPCが出てきたりして(身体障害者向けとしてすでに開発が進んでるはず。それが一般向けになるということ)。

長文を一気に書いたので、かなり変な文になってるかもしれない。突っ込みどころはコメントでどうぞ。

追記:これを書くついでにTeraPadのページを見に行ったら0.88が出ていた(現在0.89β1まで出ている)。一度JWord事件でページが閉鎖されたのでもう開発されてないのかと思っていたが、開発は続いていて、ページも復活したらしい。なので早速全マシンのTeraPadを0.88に上げておいた(0.89は正式になってから入れようと思っている)。あと、Ctrl+Tabで複数のTeraPad間を移動できることが判明。これは便利そうかも。