PC Watch - MSのソフト系(Windows Vista、Office 12)
●Microsoft、次世代オフィススイート「Office 12」公開
●Windows VistaとOffice 12がもたらす新体験
●■山田祥平のRe:config.sys■Windows Vistaは、壊すことから始められる最後のチャンス
●エンドユーザーにとってのOffice 12の価値
●■笠原一輝のユビキタス情報局■Windows Vista+Office 12への期待と悩み
●PDC2005 ビルゲイツ会長基調講演レポート
●PDC2005 エリック・ラダー副社長基調講演レポート
●PDC2005 ボブ・マグリア上級副社長基調講演
●Windows Vista プリβ2ハンズオンレポート
●Avalonがもたらすユーザー環境への変化
PDC2005が開催され、新しいWindowsとOfficeの情報も続々出てますね。厳密な話はおいといて、とりあえず感じたこととか。
■互換性の問題
x64版Windows XPでは16bitサポートが打ち切られた。おそらくx64版Windows Vistaでもそうなのだろう。しかし、やはり互換性は残して欲しいものだと思う。それは、古い業務用アプリケーションを大量に抱える企業よりも、過去のゲームを大量に持っている個人のほうが強く感じるだろう。というのも、業務用アプリケーションは代わりを見つければいいが、ゲームに代わりはない。運よく移植版が出ればいいが、製作元が倒産していたりすればそれも不可能だ。せめて通常アプリケーションとしてでもDOSエミュレータが搭載されればいいんだけど・・。ちなみに、私はそういうゲームをほとんど持ってないのであまり関係なかったりする(ぉ)。とりあえずWOW64(32bitを64bit上で動かす)があれば十分。
■カスタマイズ性の問題
これは分かりやすさ・簡便さと反比例するところもあるのだが、WindowsはGUIなどで簡単に設定できたりする反面細かい調整が難しかったり不可能だったりするが、LinuxやUNIXはテキストファイルに項目を直接書かなければならない(最近はCUIやGUIのウィザードも充実してきたが)などやや難しい反面かなり細かいところまで設定できたりする。分かりやすく簡単になるのはいいことだが、そのせいでカスタマイズ度を狭めないで欲しいと思う。たしかに過剰なカスタマイズはOSを不安定にさせるし、あまりに多岐にわたる設定項目があるとサポートセンターも参ってしまうだろう。しかし、素人お断り、自己責任のカスタマイズ領域があってもいいとは思うのだ。
■おせっかいの問題・・
XPをインストール後、真っ先に消したおせっかい・・それは検索コンパニオン。必要な人には必要だが、不要な人には不要。おそらく新しいOfficeにもなんらかのおせっかい機能が搭載されているんだろう。搭載するのは結構なことだが、簡単に停止できるようにしておいてくれよ。
とまあこんなところか。しかし、最も気になるのはやはりセキュリティの問題だろう。たのむから出荷時にバグ6万とかいうのはやめてくれよ。