MRAM量産化&雷サージ

毎度のごとく朝日新聞から。今回は面倒なので元記事のasahi.comリンクはなし(ぉ)。というか、そもそも元記事はasahi.comじゃなくて朝日新聞のほうなのでリンクはできないのだが・・・。

○MRAM量産化
MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory )という、DRAM(普通のメモリ)とSRAM(CPUのキャッシュなど)とEEPROM(CFカードやUSBメモリなど)のいいところを集めたようなメモリの量産化技術を、産業技術総合研究所とアネルバという半導体製造機器メーカーが共同開発したらしい。

○雷サージ
そろそろ雷の季節?なので、家電製品のサージ対策に気を配りましょう・・といった感じの特集

●MRAM
MRAM自体はそんなに新しい技術ではない(MRAMについて)が、その量産化技術が確立されたというのは画期的である(もっとも、小容量の量産化ならすでに可能だったようだが)。ほとんど電力を使わずに記録を維持でき、かつ高速アクセスが可能というのだから、スーパーコンピュータからPDAまで、あらゆる機器に活用できるだろう。RDRAMはぽしゃった?ようだが、MRAMなら主流になれるかもしれない。ただし、安価に量産でき、環境への負荷が少なければの話だが・・(いまは効率だけじゃだめで、環境負荷も考えなくてはならないからね)。
●雷サージ
サージとは「surge:急沸する、押し寄せる」といった意味で、電圧の場合は異常な高圧のことをさす。雷サージとは、雷によって回路に異常な高電圧が発生し、半導体などの素子を破壊してしまう恐ろしい現象のことである。新聞には約40万円もの被害にあった例などが紹介されていた(まあ、その例の場合は隣の家に落雷したらしいが)。過電流が流れた場合、普通ブレーカーが落ちるが、ブレーカーの反応速度よりも速く電流が到達したり、電気量的にはブレーカーが落ちるまでに至らない(??私は電気関係の専門知識はあまりないので、よくわからない(ぉ))などの理由でだめなばあいもある。もちろん、先にブレーカーを手動で落としておけば問題ないのだが・・。

ちなみに私は、PC用のタップ、ADSLモデム用のタップ?、ADSLスプリッタを雷サージ対策品にしてある。いまのところ、サージが発生したことはないようだが(まだ「保護機能OK」のLEDは点灯しているので)、もしものときのための保険のようなものだ。特に、私は雷がなっていてもPCの電源を落とさない(せめてサーバー以外落としとけよ・・)ので、雷サージ対策は必須ともいえる。今度ADSLモアスペシャルになったら今のスプリッタが使えなくなるが、次の代用品はすでに見つけてある。モアスペシャルのモデムが届いたら(あるいは、24日になったら?)注文しようと思っている。