ハピマテ祭りがもたらしたものとは

タイトルは重そうですが、内容は軽いかも(ぉ)。
まあ、すでにこことかこことかで書かれてますが、私なりの考察なども交えつつ?適当に書いてみるか。

まず、このハピマテ祭り(ハピマテ騒動?)を「祭り」とみるか「運動(≠スポーツ)」と見るかで少し違う気もする。

●祭りと見たら
5月、6月、最終全部買ったとすると2500円ぐらい(735*2+1050=2520円。送料除く)で、ちょっと高い気もするが、楽しめたのならいいのではなかろうか。世の中には面白くも無いのに何百円と入場料や参加料を取るところもあるので、それに比べたら十分よかったのではないだろうか?ただ、何十枚も買った場合は別だが・・。大量のCDをどうするんだろうか?

●運動と見たら
明らかに初期段階での準備不足や統率力のなさ、資金の不足などで最初から失速気味だったのは否めない気がする。本気で1位を狙うんだったらやはり汚いが裏工作やわいろなどが必要だったかも(ぉ)。しかし、「1位を取る」ではなく「運動を認知させる」ことが運動の目的だったとするならばある意味成功だったかもしれない。それでも、ネットを見ない層にはほとんど伝わらなかっただろうが・・。

●販売側は?
キングレコードとかは儲かったのだろうか?これについてはあまり調査とかしてないので不明。もしかするとコミックス版「ネギま!」の売り上げにもかなり貢献したのかも。

●マイナス面は・・・
ハピマテが残した禍根などを参照。全体的には関係ないところまで荒らされたことなど。参加した個々の人に関しては金銭的マイナスと、大量に買った人は大量のCDが残ったことだろうか?ただ、マイナス度の感じ方は人それぞれなので、大量のCDもいい思い出としてプラスにできるかもしれない。

●前例となりうるか?
これが一番気になることかな。つまり、今後第2、第3のハピマテ祭りのような運動が起こった場合に、この運動が参考にされるか、いや、そもそもそういった運動が起こりうるか?ということだ。はっきり行って今回のようなにわか運動だと、集められる人員はたかが知れている。そこで、解散しなさそうなアニソンシンガーを見つけ、固定ファンを増やし、売れそうなリリースが見つかればそれをターゲットにするという形になってくるのではないだろうか?ただ、その場合は今回のような声優だと難しい(固定ユニットを組まないから)ので、普通の歌手になるかと。

●運動の大義は?
イラク戦争で「大量破壊兵器を隠してるので戦争」→「実は大量破壊兵器がなかった」のとは大違いなのだが、「アニソンの地位向上のために運動」→「実はアニソンの地位は結構高い」ということになるかもしれない。いや、なってるのではないだろうか?実際オリコン上位にはガンダムSEEDや交響詩篇エウレカセブンの曲あったし。それではアニソンではなくゲーソン(特にエロゲとか)や声優、ヲタ系アニメなど対象を絞ればどうかというと、今度は協力者が得づらくなる。

●で、結局
いい思い出、ってことでいいんじゃないか?むしろCDTVなんかでちょろっと流れるより、地元のハピマテ(とかアニソン、ヲタソンetc)好きを集めてライブとかやったほうがずっと楽しそうだ。では、これでハピマテ関係のエントリーを終了するか。もしかすると後日ハピマテ関係のカテゴリーに移してるかも。