今朝、朝日新聞のTV欄裏ページ下部を見てびっくり。やけにお詫び文が多い。
よく見ると、すべてのお詫び文が情報流出に関するもので、その中には「大日本印刷」の文字が。
Impress Watchの記事(⇒大日本印刷の関連会社元社員による個人情報流出、合計43社・約864万件に)などによると、この大日本印刷ってのはDMの印刷などを行ってる企業らしく、流出したデータは各社から受け取ったDM用のものらしい。
その範囲は43社8,637,405件もあるということで、各社がお詫び文を発表したため、新聞に大量のお詫び文が掲載されることになったようだ。
しかし、この件では、情報を流出させたのが大日本印刷が業務委託している会社の社員ということで、データの流れとしては
各社→大日本印刷→委託先会社→インターネット通販詐欺グループ
といった感じらしい。
これだと、最初の段階である、情報を持っている各社がいくら強固な管理をしていてもアウトだな。
こういったことは企業に限らず個人でも起こる可能性は十分にあるので、情報を他人に渡す、または他人から受け取る時には最新の注意を払う必要があるだろう。
でも、不謹慎だがお詫び三昧には思わず笑いが。当事者だったら笑い事じゃないけどな…。