WILLCOM D4の「WILLCOM」

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ひとつ前の記事で「WILLCOM D4がWillcomである必要はない!」的なことを書いたが、ここではフォロー(?)として、現時点での私から見た「WILLCOM D4がWillcomである意味」を書いてみる。

まあ、ぶっちゃけていえば位置情報。これに限る。
GPSの苦手な地下やビル街で大活躍。精度はそれほど高くないが補足は超高速。
都市圏ではPlaceEngineなどのWi-Fi位置情報に押されてるが、少し郊外に行くともうWi-Fiじゃ厳しい。
その点PHSだとエリアはWi-Fiとは比べ物にならない広さ。
それに、精度もとりあえず現在位置から1~2km付近の地図を出すには十分な精度だ(後は手動で現在位置を探ればいい)。

なので、今各所でニュースになってる再建計画が非常に気になる。
PHSアンテナの間引きがさらに加速して位置情報精度が落ちたら、今度こそD4のW-SIMスロットが無用の長物になってしまう。
なんとかできるだけアンテナ数を減らさないでほしいところだ…。

ところで、本来のW-SIM搭載目的は音声通話とデータ通信、あとはセキュリティロック?だったはずだが

音声:携帯電話持ってるし、ヘッドセットが別途必要なので使わない。家族間だと携帯電話使えば無料だし。そもそもW-ZERO3でも音声通話はほとんどしなかったため、PHSの音質面はほとんど評価してない。
データ:私もemobile本格導入まではデータ通信は128kあれば十分だと思ってた。…甘かった。一度圧縮なしのメガクラスモバイルを体験したらもう戻れない。そもそも、初のメガクラスモバイル体験は皮肉にもWILLCOM CORE 3Gだった。
セキュリティロック:落とした場合はともかく、盗まれた(落としたのち盗まれるも含む)場合、D4のことをある程度知ってる人間なら真っ先にW-SIM抜かれるので実効性に不安があるし、面倒なので使う予定なし。万一のことを考えてあまり重要なデータは置いていないし。

ってことで本来の目的としては全く使ってないwwサーセン。