今日のWillcom AIR-EDGE 4x(2009/9/3)

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また電車・バスでの移動テスト。今度は帰り。

■バス

計測日時: 18:51~19:17頃
サンプル数: 15
計測地点: 和歌山バス 171番 和歌山大学~延時~南海和歌山市駅~JR和歌山駅
※計測開始に手間取ったため、実際には大学から少し離れた場所からスタート

最大: 111.8kbps
最小: 19.0kbps
平均: 58.8kbps
標準偏差: 26.4kbps
信頼区間(95%): 2.1~115.5kbps
信頼区間(99%): -19.9~137.5kbps

やっぱバスはそこそこ使えるな。遅いし市街を走るからアンテナ大量だし。もしかしたらW-OAMなアンテナもいくつかあるかも。

■電車

計測日時: 19:29~20:31頃
サンプル数: 41
計測地点: JR和歌山線 和歌山駅~橋本駅

最大: 70.3kbps
最小: 0.0kbps
平均: 29.6kbps
標準偏差: 17.0kbps
信頼区間(95%): -4.7~63.9kbps
信頼区間(99%): -16.3~75.4kbps

前回の調査より平均で+5kbps、最大で+20kbpsぐらい上がっている。
しかし、今回はサンプル数を増やすため、あまり速度が出ていない状態での計測も多かったためその影響が出たとも考えられる。
実質的には25kbpsぐらいと考えておいたほうがよさそうだ。

計測日時: 20:57~21:08頃
サンプル数: 10
計測地点: 南海高野線 橋本駅~九度山駅

最大: 53.3kbps
最小: 16.6kbps
平均: 35.1kbps
標準偏差: 11.6kbps
信頼区間(95%): 8.9~61.2kbps
信頼区間(99%): -2.6~72.7kbps

こちらはサンプル数が少ないのであまりあてにならない。ただ、JR和歌山線と違ってあまり速度が出ないので、30kbpsは出ると考えてもよさそうだ。
いずれも、駅で停車中に関しては60~70kbps程度は期待できそうだが、停車時間はそんなに長くないので、せいぜいテキストベースのページを1~2回読み込むのが限度だろう。

ちなみに、前回にも書いたが、スループットでマイナス出るのはおかしいから分布が間違ってるんじゃね?ってことだが、少し調べるとスループットは指数分布に適合するという論文を発見した。
そこで、サンプル数の比較的多いJR和歌山線でのデータを指数分布とみなして確率密度と累計確率を計算してグラフ化してみた。
AIR-EDGEスループット指数分布
その結果、95%信頼区間上限は88.6kbpsとなった。50%だと約20.5kbps、75%だと約41kbps。下限はいずれも0だ。
…よくわからなくなってきたな。まあ、日曜大工ならぬ日曜統計的なものなので、数学的厳密さなどは全くない。ただの暇つぶしだ(暇はないのにwworz)。

まあ、確実に言えることは、電車の中でAIR-EDGEを使ってニコニコ動画をDLして視聴するのはまず不可能ってことだ(そんなのわかりきってるよ)。
どうしても見たければあらかじめキャッシュしておくしかないな。まあ、それでも広告とかコメのDLに結構時間かかるんだけどね。

ではさらば。