最近、モバイルネット回線について考察しすぎてる気がする。
結論が出てもすぐ否定的な要素が出てきてまた最初に戻ってしまう。
しかし、なぜモバイルネット回線考察はループするんだろうか。
これを解決しないことにはニコ動も研究も就職活動もままならんので徹底的に根本原因を究明してみることにした。
(以下、超長い駄文注意!)
まずは現状契約してる回線。
AIR-EDGE(月980円)、CORE 3G(月945~6930円)。
データパックminiのAIR-EDGEもあるが、これはW-ZERO3の似非GPS化用で、回線としては寝かせてるも同然なのでカウントしない。
次に、現在までの思考パターンをアルゴリズム的に書いてみた。
1. AIR-EDGE遅いなー。人柱兼ねてCORE 3G導入するか。
if (無料期間){
2-a. CORE 3G、AIR-EDGEよりは速いけど月額の割には遅い
}else{
2-b. CORE 3Gまだ遅いらしい。少しでも使ったら課金されるからやめとくか。
}
3. じゃあdocomoに移行するか。値段は同じか少し高いが速いらしいし
4. やっぱ高いから保留。そこまで払って使うほど活用するかどうか分からないし。
5. じゃあemobileにするか。とりあえず一時的にプリペイド?
6. やっぱ本格的に使いたいだろうから普通にemobile契約するか
7. emobileもおせーの報告あるし、高野下~自宅間で使えないし、エリアまだ穴ありそうだから却下かなぁ
8. やっぱAIR-EDGEに戻るか(goto 1)
なるほど、こういうことなわけだ。
問題点
その1:AIR-EDGE遅すぎる(MAX204kbps、移動中平均25~50kbps)
その2:CORE 3Gが値段の割に遅い(速くなれば、問題その3と併合)
その3:docomo(CORE 3Gも)は高い。
その4:emチャージ(プリペイド)は心理的に嫌、高額課金トラブルや期限失効とかの恐れもある。
その5:emobileはエリアが狭い。
解決策
その1:8xとか16xのType Gで980円とか出ればいいんだが、そんな「ぼくのかんがえたさいきょうぷらん」を期待するのは愚かだな。当分解決不能。
その2:値段相応に安くなる(せめてemobile並)か、速くなる。まあ、どちらもあまり期待できないかもな…。様子見。
その3:後述
その4:いやならやめてもいいんじゃよ…ってことでemチャージはやめときます。永遠に(?)解決不能。
その5:エリア拡大しろ!…まあ、いつかね。当分解決不能。
問題その1、4、5の解決をあきらめた時点でdocomoかCORE 3Gしか残らないはずだ(auはGoogle Mapsすら使えないお仕置きから却下、SoftBankは定額=emobileのMVNOなので、それなら本家emobile契約する)。
その2が解決されるとしたらおそらく安くなるのではなく速くなる方向だろうから、その場合はその3に併合。
じゃあその3の解決方法ってのはなんだろうか。そもそもその3の「高い」というのはどういうことだろうか。
私が考えうるかぎりでは3つの副問題に分けられる。
1つ目は純粋にコストの問題。6000円~7000円ってのは現在の小遣い(=純収入)の約1/2にあたる。奨学金含めて月3万までと決めているが、これ以上奨学金を使い込むと将来の負債になるだけなのでできれば避けたい。
2つ目は心理的コストパフォーマンス)の問題。無線で1~2Mbps出て、ある程度人がいるところならほぼどこでも使えてこの値段というのは現在の技術水準からすると破格だろう。
だが、それは分かっていてもどうしても固定(光ファイバー100Mbps/6000円)と比較してしまう。
3つ目は活用(正確にはそれによって得る効用=満足・幸福)とコストの関係。前項のコストパフォーマンスとは必ずしも一致しない。
例えば実効100Mbps出て6000円の無線回線があっても、メールしかしないような人には冗長すぎる(AIR-EDGE980円で十分だ)。
逆に実効1Mbps(ギャランティ回線)で10万円の無線回線でも、どうしても最低1Mbpsの帯域が必要な人は(心から満足するかは別として)納得して使わざるを得ない(1Mbps出ない=効用0なので)。
なるほど。最後のはちょっと強引な説明もあるが適当に流してくれ(ぉ)。
ここまで分かったらあとは1つずつ解決方法を探すだけだな。
1つ目の解決方法だが、これは収入を増やすしかない。支出を切り詰めるという手もあるが、無理をすると辛くなってくるし、収入に対する割合は変わらないから。
今すぐ収入を増やすのはいろいろと厳しい。これに関しては出世払いと割り切りたいところだ。
だが、それを妨げている問題がある(また問題か!)。まあ、要するに内定決まってないってことだ。
この時点で将来的に月収10万とか20万とか皮算用するのは危険すぎる。そりゃ最悪ニー○になれば使わずに寝かせるが…。
危険なのはアルバイトやフリーターになった場合だな。数万円に対して6000円は依然として大きい。しかももう奨学金は頼りにならんわけだ。
まあ、その場合はAIR-EDGEで我慢だろうな。980円期間が終わったら解約→次のキャンペーン?もうないんじゃないか?
来年4月までフルに使った場合は約7000*7=49000円。docomoにした場合はそこから寝かせても1000*17=17000円。違約金とどっちが高いかな。
さらにLet's note購入計画や「Sephie」アップグレード(ハードウェアRAID導入、Windows 7化)にも金が必要。
やっぱ出世払いと割り切るしかないか?…という具合にループしてるんだよ。エンドレスorz。
2つ目の解決方法は固定と合わせて算出(自宅100M、それ以外2Mで12000円/月)してしまうとか、移動できるプレミアだとかいくらでも言い訳は効きそうだ。
よってそれほど問題じゃない。次。
3つ目。これが最大の問題である。
そもそも、どうしてもモバイルネット回線が必要なら、出世払いで数万~20万ぐらい出すのにためらいはないだろう。
だが、そうではないからためらっている。つまり実は必要ないんじゃ?だとすればそのコストで他の事したり物買ったほうがいいんでは?というわけ。
実際のところ、ニコニコ動画はやはり自宅や大学で見たほうが快適なわけだし、生放送ならまだしも通常の動画なら(削除されるようなものを除いて)ある時間に必ず見ないといけないというわけではないだろう。
さらにニコ動以外のモバイルインターネット動機としての巡回や調査については、AIR-EDGE 4x回線+Opera Turboなどの圧縮による高速化プロキシ技術でかなり使い物になってしまう。それでいて980円。
つまり、「高速モバイルネット回線が必要→高いコストを支払う」のはおkだが、「高いコストを支払う→高速モバイルネット回線を使い切るだけの需要を生み出さなければいけない」では本末転倒というわけだ。
実際のところ、CORE 3Gでも無料期間に使ったトラフィックの大半は速度計測だ。ニュースのストリーミングなども視聴したが、自宅や大学などのより高速・低コストな代替回線がある状況がほとんどだった。
P2PやSkypeなどはしないし(そもそもこれはdocomoじゃ不可能、VPN使えば使えるらしいが…)、自宅⇔大学以外の移動はほとんどしない。
自宅では高速100Mbps回線、大学(研究室)でもそこそこ高速な回線(20Mbpsは出る?)。大きなファイルのDLなどはそのどちらか2地点ですませればいい。
この状況が変わるとすれば理由は2つ。生活環境や移動経路が変化するか、ほぼ同じ値段で超高速回線が出るか。
前者の場合、高速ネットが使えないアパート住まいになるとか、今以上に移動に時間がかかるor自由時間が減ることによって、ニコチェックを移動中にしなければならなくなるとか。
後者の場合、自宅ではTS画質で録画したアニメをハイビジョンテレビ(まだ買ってない)で視聴、移動中にはニコ動やYouTubeを視聴。さらに上り高速化により出先から未保存の動画を直接自宅に保存可能になる。
…まあ、両方ともすぐには無理だな。ってことでやはりAIR-EDGEかなぁ。
と、これで解決してればループはしないんだよ。
1つ目に関しては3つ目で効用/費用が十分高いと判断すれば出世払いと割り切って無視(ぉ)するつもりだ。
で、3つ目が綻びかけたりまた戻ったりを繰りかえしてる。
原因は「状況が変わるとすれば~」の前者。時間がなくてニコ動を大量stackするはめになっている。
まだstackできればいいが、それすら時間がなくてできず、見たいシリーズの動画を1つマイリスに入れて、メモにマイリスのURLを入力して放置という有様。
じゃあ何でそんなに時間がないんだよ→モバイルネット回線考察ループしてるから。…なんというマッチポンプwwww。
実際にここまで考察するので1時間以上かかってる。東方4コマ系なら10個は軽く消化できるな。
ということでしばらくループやめてAIR-EDGE回線で生き抜いてみるか。本当に時間がなくなって必要になればすぐに使えるCORE 3Gがあるわけだし…遅いけどorz。
ということで考察終了。
…ちょっと待った。最後にもう1つ付け加えておかないとまた再ループする。
そもそもマッチポンプしてまで高速ネット回線の必要性を生み出す動機は何なんだろう。
答えは、私がスペック厨だからだろう。
不必要だろうが無駄だろうが、とにかく高スペックなものを持ちたい、そしてその能力の限界を調べつくしたい。私以外にもこういう人は少なからずいるはずだ。
高速ネット回線以外だと、PCを購入・アップグレードすると一通りのベンチマークを行いたくなるのも同じ理由だ(すでにImpressなどで出ていたとしても)。
別に今の音声端末(W62CA)で特に不満はないのに、docomoに移行を考えてるのも少しその傾向があるかもしれない(別の理由もあるが)。
いくらアプリが自由に開発できるといっても、どうせテストプログラム程度のものを作って飽きるだろうし。
まあ、auは自由に開発できない以前にそもそも公式アプリが少ないという致命的な問題があるわけだが。
おっと、auへの不満はその辺にしておこう。
では今度こそさらば。次にモバイル回線関係のエントリをうpするのはLet's note 無線WANモデル購入時にしたいものだ(無理だろうけど)。