京都議定書発効(とSETI)

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2012年までに1990年比で6%(先進国全体では5.2%)温室効果ガスの排出を減らさなければならないという内容の京都議定書が昨日発効した。

実際かなり厳しいらしく、森林の吸収に頼ったり他国の枠を買い取ったりしないといけないかもしれないが、それだとあまり意味がない。というか、京都議定書の目標程度では温暖化の加速はほとんど防げないので、あくまで温暖化防止の大規模な取り組みのスタートといったところか(つまり今後○○議定書とかがもっとたくさん出てくる??)。

そこで気になるのは我々個人への影響。環境税とか導入されるかもしれない。そうなると電気代バカ食いの我が家も厳しいかも。PCだけで6000円/月とか食ってるからね。これでもできるだけ省電力なプロセッサ(「Naomi」=Athlon 64(Winchester):Cool'n'Quiet、同等Pen4より消費電力少ない。「Fen」=Pentium M(Banias):Enhanced Speedstep、モバイル向けで低消費電力かつハイパフォーマンス。「Naoko」=Crusoe:LongRun、性能はいまいちだが省電力では手持ち中トップクラス、「Sephie」=Celeron(Tualatin):特に省電力機能はないが、Coppermine(前のCPU)より省電力かつパフォーマンスも高い)を選ぶなどの対策はしているが、そもそもSETIでCPUパワー100%で24時間稼動してるとせっかくのCool'n'QuietやEnhanced SpeedStepやLongRun(Celeron(Tualatin)には特にそういう機能はないはずだが、無負荷時の消費電力はCoppermine-128KやPen4コア(NorthwoodやWillamette)のCeleronよりは低いはず)も意味がない。

となればやっぱりSETIやめるしかないのか???しかし、以前比較したところでは確かスパコンのほうがPCよりも電力効率は悪いので、SETI専用のスパコンをBerkeleyに置くのと、代わりに同等の能力のPCクラスターで処理するのでは後者のほうが消費電力が少ない≒CO2排出量削減≒温暖化防止・・とならないだろうか。って、仮にもしスパコンよりPCクラスターが電力効率よくても、それは地球全体規模の話なので、我が家の消費電力削減にはならない(あくまでSETI処理系全体の消費電力が低くなるというだけの話)。もし環境税導入されたら「Sephie」以外止めないと厳しくなるかも・・。