2009年上半期分

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2009/1/7(水)

まさか新年最初の記事がこんなネタとは…。

●「Alice」電源死亡

詳細は約定期日記の記事(「Alice」電源クラッシュ)を参照。


とても故障したようには見えないのだが(白黒なので分かりづらいかも)。
いわゆる「綺麗な顔してるだろ、死んでるんだぜ、それ…。」状態。
この電源のデータ:
名称:SKP-400/PS3
メーカー:スカイテック
電力:400W(+3.3Vと+5Vの合計:255W)
使用された日数:約479日(2007/9/10購入、Core 2 Quad Q6600構成にしてからは約1年)
最期:謎の突然死。CPU用+12V補助電源を接続すると電源投入直後に出力が止まるようになってしまった。

ちなみにこの死亡記事テンプレートはAthlonを焼き鳥した時のものを改変した。
本来なら次は電源購入→アップグレード記事となるところだが、資金的・時間的な問題などからそれは行わず、「Naomi」の旧電源(ENERMAX EG351P-VE)でしのぐことに。
予定では次のアップグレードは液晶ディスプレイかな。D4端子あるやつだとテレビとしても使えそうだが、ケーブルの取り回しに難があるのでそれは無理っぽいな。
そして、来年あたりに「Naomi」を大幅アップグレード(OSはVistaかWindows7、4ないし8コアCPU、ハイエンドM/B、メモリ4GiB以上、ストレージ1.5T以上(RAID 1、5、10、50のどれか)、ブルーレイドライブ、TeslaかGeForceの上位クラス、あるいはそれに匹敵するAMDグラフィックボード、必要なら電源・ケースも)し、「Alice」と「Miria」をリストラ(ぉ)。
予算としてはMAX20万円ぐらい(ディスプレイは別カウント)。「Alice」と「Miria」のリストラで消費電力は400WぐらいまでOKになるのでかなり思い切った構成にできそうだ。
まあ、あくまで妄想的予定でしかないので、経済事情の変化などにより上記とは大幅に異なる構成になることは十分ありうる。
では今回はこの辺でさらb


2009/4/4(土)

こちらも約定期日記にあわせて見出しのタグを変更。
それと、今回から記事を少しずつ分割してみることにした。
これにより、一部揃わないネタがあってもそれは後回しにしてコミットできるので停滞しづらくなる…といいなぁ(ぉ)。

●「Naomi」・「Alice」併合+HDD増量

世間の不景気とは関係あるようであまり関係のない我が家の厳しい家計をなんとかするため、消費電力削減計画を実行することに。
そのうちの1つとして「Naomi」と「Alice」を併合し、「Naomi」をCore 2 Quad Q6600+GeForce 9600GTという構成にして「Alice」を削除(廃棄ではなく、名前を取り消して休眠状態にすること)することにした。
…が、大学のWSがクラッシュしたので、急遽「Alice」をAthlon 64 X2 4200++GeForce 8500GT(内部的に「Naomi」5g2(5th with graphics version 2)と呼んでいた構成)で復活させて持って行くことにした。
ついでに、以前から計画していたHDD増量(増設と違い、今あるHDDを容量の大きい新しいHDDと交換する)を実施。

と、前置きはこの辺にして、ここからは実際の併合作業についての写真やメモなど。
※実際の併合・環境移行作業は3月下旬〜4/1・2頃(細かい設定などは現在も進行中)
※以下、「Naomi」6th=新しいM/BにCore 2 Quad Q6600、「Naomi」5th=旧「Alice」ケースに「Naomi」5th(5g2)相当の構成を入れたもの。

■組み換え

自作は今までに何度もやってるのでさくっと終わるだろうと思っていたのだが、予想以上に時間がかかった。


今回M/Bに選択したGA-EP45-U3DRのパッケージ内容(本体と付属品など)。
展示用のシールが目立つ。
SATAケーブルはL字*2、ノーマル*2でいずれもラッチ付き。
PCIスロット用バックパネルはeSATAのもので、USBやシリアル・パラレルのパネルはなし。

M/B本体。
CPU周りにヒートシンクが多数見られる。
最近安いM/Bばかり買っていたのでこういう高級っぽいのは初めてだ。
(もっとも、WS用に比べたらまだまだ安っぽいのだろうが)
バックパネルからはレガシーデバイスであるシリアル・パラレルがなくなっているが、PS/2コネクタは2つある。

仮組みしてmemtest86+でメモリテスト@3/28 18:30。

新しいUドライブ(データ保存用ドライブ)として使うHDD、HGST HDT721010SLA360(1TB 7200rpm SATA 3G)。
これをRAID 1(ミラーリング)にして運用する。

なんと、M/Bに付属しているFDDケーブル(写真上側)が短すぎて届かない。
仕方がないので今まで使ってたFDDケーブル(写真下側)を使用。

とりあえずハードウェア的には完成@3/29 2:32。

「Alice」で使用していたHDDからデータ吸出し@3/29 22:34。
eSATAコネクタを使って接続。
データ吸出しといっても重要なデータはほとんどない。強いて言えばSETI@homeぐらいか。

(H.264 19秒 2.04MiB)
[FLV版](ON2 VP6 1.62MiB)

M/B上のLED点灯の様子。
このLEDはPOSTの故障診断…だと思っていたが違うらしい(ぉ)。
マニュアルを見ると、CPUの負荷に応じてVRMの動作を変え、電源を効率よく使うシステムの段階を表すものらしい。

※左側に映っているCPUファンは、次の記事で書いている新しいCPUクーラーのもの。

3/28の17時ごろから作業を開始。
CPUのクロックが合ってないらしく2133MHz(266*8)になっていた。

どうも最近自作でのミスが多いが、今回もミス連発orz。
ミス1.ケースファンのツメが折れた
ミス2.ケーススピーカが切れた→半田付けで直す
ミス3.ケースファンのロックが2つ破損→対角線に固定することで妥協
ミス4.PowerLEDとHDD LEDが逆だった。さらに「Naomi」5thでもPowerLEDとFDDを逆に。
初心を忘れず丁寧に…とは思うのだが、ついつい粗っぽくなっちゃうんだよなぁ。

その後OCを実行。CPUを3GHz(333*9)に、RAMを800(333*2.4)にした。
この2.4倍というのはBIOSにFSB333MHz用の設定として用意されていたものの1つだ。

あとは「Naomi」のバックアップ用HDDにメインの起動HDDからデータをコピーすれば併合(移行)用の臨時体制が完了。
「Naomi」5thの方については以後省略。また何かあれば書く。

■インストール・設定

Vistaも3回目(「Alice」、「Omega(WILLCOM D4)」、そして今回)なので基本的な設定は慣れたもの。
私の個人的な設定やインストール状況を晒しても意味がない(自分用にはメモがあるし)ここでは特に問題が発生したものだけを書いておく。
中には他(約定期日記や約定期blog)で既出のものもあるが気にしない。

・SMARTが使えない
GIGABYTEのSATAコネクタに接続したHDDからSMART情報が読めない。
当然BIOSではAHCIではなくIDE互換モードになっている。
原因はGIGABYTEの独自ディスクコントローラらしく、標準IDEコントローラにすることで解決。

・shutdownとsndrec32
Vistaになって劣化が目立つ標準ツール類。
shutdownは600秒制限を突破するために自作のフロントエンドを入れる。
sndrec32はXPからコp…げふんげふん。

・スリープ、サウンド
デスクトップPCにインストールした場合、デフォルトでハイブリッドスリープがONになっている。この状態だと休止状態が使えない。
基本的にはハイブリッドスリープで問題ないはずだが、復帰時にエラーなどが起きる場合はOFFにしたほうがいいかも。
サウンドはデフォルトでステレオミキサー(WAVEミックス)の録音ができないので、サウンドデバイスで「無効なデバイスの表示」で表示させて有効化しておく。
あと、VistaではSAPI 4が使いづらい(コントロールパネルが出ないなど)ので、ついに禁断のゆっくり…もといSoftalkを入れた。

・BOINC
概要はSETI@home関係を参照。
少しだけ詳細を書くと、最新BOINCでは「Task 〜 exited with a DLL initialization error.」というエラーでうまく動かなかった。
おそらくBOINC最新版のアプリケーションとデータの分離が何らかの理由で正常に動作しなくなってしまったのではないだろうか。
あと、シャットダウン時のWU吹っ飛びが起きやすい気がするが、これはサービスではなくアプリケーションとして起動していることも関係していると思われる。

・スタートアップ
なぜかログインユーザ用のスタートアップフォルダに入れたはずのショートカットが起動されないことが何度もあったので、All Usersのほうに入れた。

・NTP(ピッタリでチュ!)
問い合わせ時間が10倍(10ms→100ms)になったorz。

■ベンチマーク

とりあえずmemtest86+のメモリベンチマーク(?)はL1:42212MB/s、L2:19588MB/s、RAM:2816MB/sとなった。
また、Vistaのエクスペリエンスインデックスはインストール直後がCPU5.9、RAM5.9、グラフィック1.0、ゲームグラフィック1.0、HDD5.3。
グラフィックドライバを入れた後はHDD以外全部5.9(MAX)で、HDDだけ5.3。
その他については別の記事で書くことにする。

●「Naomi」CPUクーラー交換

「Naomi」6thのCPU温度があまりにも高く、昨年の「Alice」のようにCPUトラブルに見舞われる恐れがあったため、CPUクーラーを交換することにした。
しかし、難波まで行く時間や資金の余裕はなく、ネットで選定するのも面倒だったので、アプライドで適当によさそうなのを衝動的に選んだ。
さらに、OCしているので少しでも冷却能力を高めるため、グリスも高性能だと思われるものを購入。

ICE BLADE PRO
CPUクーラー(DEEPCOOL ICE BLADE PRO)とグリス(Arctic Silver 5)。
CPUクーラーはコストパフォーマンスがよくデザインもいいのでこれにした。
グリスは店頭にあった中でこれが一番性能がよかった。
リテールクーラーと比較
Core 2 Quad Q6600のリテールクーラーとの比較。
これだけ見ても冷却が改善されるであることは容易に想像がつく。

取り付けはバックプレート方式で、特に難しいものではなかったが、面倒だったのでM/B上のケーブルなどをほとんど外さずに行ったので手間取った。
その後、SpeedFanでCPU温度を確認すると、室温24度、リアファン稼働率75%(2機のうち、1機フルパワー+1機回転数半分)、SETI@homeフルロード(CPU4コア+GPU1コア)で表面43〜44度、コア0と2が59度、コア1と3が55度となった。
OCTECH - OCTECH Review : Intel Core 2 Quad Q6600 アンダークロックテスト by 瀬文茶」によると、室温25度、3GHzOC時のフルロードでCPUコア温度が平均52度ぐらいらしいので、十分冷やせていると思われる(構成が異なるため直接の比較はできないが、あくまで参考までに)。
ところで、このCPUクーラーのファンは青色LEDを搭載しているのだが、「Naomi」のケースは古いのでCPUファン用のダクトがなく、また仮にあったとしても左隣に「Sephie」がくっついているのでLEDの点灯を見ることができないのが残念だ。
ちなみに、1つ前の記事にあるM/B LEDの動画に少しだけ稼働中の様子が映っている。


2009/4/11(土)

約定期日記と日付をリンクさせることにした。
しかし、本当は寄せ集め強化じゃなくて新品パーツで強化したいんだけどなぁ…。

●「Sephie」小規模強化

■前置き

3/20の難波遠征時に、DVI対応(マウスはUSB、キーボードはPS/2)のCPU切替器を購入。
もちろん「Sephie」のM/BはDVIではないので、余っているグラフィックボードを取り付けてDVI化するつもりだった。
さらに、「Naomi」のHDDを新しいものに交換したので、前に使っていたものが余ってしまった。
そこで、グラフィックボード取り付けと同時にHDDも取り付け、さらにRAID 1化して「Sephie」をちょっとだけ強化しようと考えた。

■RAID 1化…失敗

RAID化しようとしたらOS起動ドライブまでRAID BIOSに乗っ取られてしまい、パーティションテーブルを勝手に初期化される。
一瞬焦ったが落ち着いてTestDisk。無事パーティションテーブル復旧。でもOSが起動しない。

そこで回復コンソールから修復を試みる。
まずはfixmbr。よし、うまくいったっぽい。
次にfixboot…アウトー!!orz
パーティションテーブルがぶっ壊れてディスク全体(320GB)がFAT12になってしまった。
※FAT12は最大容量が32MiBらしい(FAT12 - 通信用語の基礎知識)。fixbootはどうも変な修復をするなぁ。

結局もう一度testdiskでパーティションテーブルを修復し、今度はfixmbrだけ行ったところ起動するようになった。
しかし、どうもファイルがぶっ壊れてるらしく、ネームサーバに全く繋がらない。
再インストールという最悪の選択肢が頭をよぎったが、sfcで修復したら繋がるようになった。

ハードウェアRAIDが使えないことが分かったので、ソフトウェアRAIDできないか調べる。
しかし、ソフトウェアミラーリングはXP Proじゃ無理っぽい(サーバOSのみ)。
フリーウェアを使って常駐させて手動ミラーするしかないようだ。

ミラーリングはDisk Mirroring Tool+タスク定時起動(1時間ごと)で行うことにした。
「Naomi」と違い、「Sephie」のほうは頻繁に書き換えないので問題ないだろう。

■DVI化

DVI化はうまくいった。そりゃグラフィックボード搭載するだけだからね。
ATIのドライバを削除し、NVIDIAのドライバを入れる。
手順をミスったのか、微妙に残骸が残ってしまい、ドライバクリーニングツールを使っても除去できなかった。
一応起動時のエラーだけでないようにしたのでデスクトップ右クリックのATIは無視することにした(ぉ)。

ぬーん、やはり3Dは完全に死んでるなぁ>ELSAのGeForce6600GT。
新しく買うのも金がもったいないのでいやだが、せっかくオンボードのRadeonがあるのにもったいない。
まあ、「Sephie」で3Dはもうやらないと思うから別にいいか。

■総括

とりあえず何とかなったが、似非RAIDに3D死亡グラボというひどい状況だ。
Vista(またはWindows7)化する目処が立ったらその時にいろいろ(M/B、グラボなど)買い換えよう。


2009/6/23(火)

手持ちのノートPCで全く手を入れてないのは「Omega」(WILLCOM D4)だけになったな。
SSD交換とかやってみたいが、金がないし、初期型なのでフレキシブルケーブル切断が怖い((((((;゜Д゜))))))。

●「Naoko」(NB100/H)メモリ増量

「Naoko」でeBoostrのRAMモードを試してみようと思い、安かったのでついBUFFALO D2/N800-2G/Eをぽちっと。
それが届いたので早速換装。

新メモリ
新しいメモリ。
チップはELPIDA製。
元のメモリ
元からあったメモリ。
チップはSAMSUNG製。
スペック上は大差ない。
ソケットは1つしかないので、これは取り外すことになる。
使い道はなさそうだ。
メモリソケット
メモリソケット部分。
何かのシリアルナンバーや有線LANのMACアドレスが書かれている。
MACアドレスのOUIを調べると、Inventec Corporationと出る。でもチップはRealtek製なんだけどなぁ?

交換後については約定期日記のほうで(>約定期日記::「Naoko」(NB100/H):::メモリ増量)。


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