うるう秒

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詳しいことは他で見てもらうとして(ぉ)、2006年1月1日、8時59分59秒の次に8時59分60秒が挿入され、閏秒調整が行われた。しかし、各環境における対処の仕方は様々である。その様子を少し調べてみたので報告する。

●時報は徐々にずらす方式
117の時報は8時58分20秒から1/100秒ずつずらしていく方式を取っている。なので、普通に聞いていた限りでは分からない。結果として微妙に(1秒以下のわずかな時間)ずれた時刻を合わせてしまうことになるが、どうせ人間が手で時計を合わせるときに使うぐらいなのであまり問題ないかと。一応8時57分00秒から9時00分30秒まで時報を録音したので置いておく(注:約4.9MiB)。多分人間が聞いても分からんだろうが、波形分析ツールとかで見ると微妙に前後で違いがあるはずだ。しかし、マイクで録音したからノイズ乗ってるから見ても分からんかも知れんが・・。
●電波時計はすぐ?
時報の録音やってたのと、時刻合わせにいくらかかかってしまうことから、詳しくは分からないが、こっちは一度に挿入されたのだろうか?とりあえず9:26に合わせたら正しい時刻(閏秒挿入済み)になっていた。
●NTPは
NTPには閏秒に関する情報があるのだが、クライアント側がそれをどう理解するかによって挙動が変わってくる。ちなみに、9:10時点でusno.navy.milのNTPが対応、9:42分ぐらいに東大のNTPサーバが対応した。ついでにNTPトラフィックの負荷軽減のため「Sephie」の時刻参照先を東大(Stratum1)からOCN(Stratum3)のNTPサーバに切り替えておいた(他のマシンは「Sephie」を参照、ルータは(MR404DV)だ導入時からOCN)。それでも精度が7.6e-006(0.0000076)秒ぐらいはあるし、こちら側の精度を考えるとStratum1はもったいないからね。まあ、大金持ちになってIX直結とかできたらStratum1に接続するだろうけど(ありえないが)。ちなみにOCNのNTP(大阪)が参照してるNTPサーバはOCN内にあるらしい(ネットワークアドレスが以前使ってたDNSサーバと同じ)。で、たぶんそれがStratum1を参照してるんだろう。