右栗三年柿八年。ってそれは桃。
それはおいといて、右クリ無効ってのは、ブラウザ(に限らないけど)のコンテキストメニュー(つまり右クリックで出てくるメニュー)を出なくすることである。(以下、クオリティー低くても無視よろ(ぉ))
行う側も理由あってのことであろうが(主に著作権関係かと)、やはり出くわすといい気分はしない。さて、この怒りだれにぶつけようか?右クリック禁止を実装したブラウザメーカー?(IE→MS)それとも右ボタンなんて作った(ぉ)マウスメーカー?(IntelliMouse→MS)あるいは某95でPCを大衆のものにしてWWWを普及させた(ということにしておく)OSメーカー?(…MS)うぉーMSめ!!!(八つ当たりだ・・しかもMSのマウス使ってないし(ぉ))。
まあ、技術ってのはなかなか完璧なものはないから、当然抜け道もある。しかし、一定の抑止力にはなる。たとえば、なにもしなければ100人中80人がコンテンツをパクッていくとしたら、右クリ無効を入れると100人中10人に減るといった具合だ。これが100万人となると70万人の差になるから馬鹿にはできない(あくまで例だが)。
しかし、そもそもHTMLは文章ではなかったのだろうか?そうだとすれば、どう読もうと(つまり右クリックが有効であっても)問題ないはずだ。実際これはかなり微妙な問題で、HTAなどを見るともはやHTMLは単なる文章記述言語ではなくプログラミングインタフェースとも思える。そうであるならば閲覧方法が作り手の制御下におかれてもおかしくはない。
あと、右クリ防止をどう感じるかだが、私は「テレビであるチャンネルを見るとき、音量が固定されてしまう」ぐらいの感覚を受ける。音が小さい(大きい)のに調整できないのは苦痛だ。しかもそれがテレビ機器ではなく放送される番組によって制限されるのは不条理だと感じる。もちろん、人によれば「1ヶ国語(モノラル)放送のときに2ヶ国語切り替えボタンが効かないぐらいだろ」と感じるかもしれない。要するにコンテキストメニューがブラウザ(あるいはOS)側に属するのか、コンテンツ側に属するのかということだ。
ぶっちゃけた話、人間の五感で捉えられている以上はコピー可能。当然メーカーはコピープロテクトを仕込んだものしか作らないけどね。ブラウザならオープンソースのやつ取ってきてソースコードのonContextmenuあたりの処理をハックすれば常に右クリ可能。しかし、今度はそれを逆手にとって「onContextmenuを発生させまくるスクリプトを仕込む(正しく右クリ無効化されていれば問題ないが、強制有効化させていると右クリメニューが止まらなくなる)」とかされたりして。