不正利用防止とスパイウェアと

注:ここでは、スパイウェアを「ユーザーが気づかないようにシステムにインストールされ、気づかないように動作し、アンインストールが困難なソフトウェア」の総称としておく。

最近、Sony BMGのrootkit問題(コピープロテクトCDを再生するのにシステムを書き換えるソフトウェアをインストールする必要がある)などがあったが、こういう問題は何も今に始まったことではない。というのも、今でこそオンラインアクティベーションと言った方法があるが、かつてはネットすらつながっていない時代もあり、そういう時は「フロッピーをRAW読み書きしてプロテクト確認」や「レジストリやwindowsフォルダの適当なところにdatファイルとか作成して日付管理」なんてことがされていたのだ(もちろん全てがそうではないが)

さらに、最近ではそれらがより巧妙になり、OSのクリーンインストールをしないとインストール前の状態に戻せないようなソフトも出てきているようだ(ちょうどそういうソフトのDMを受け取った)。果たして、そこまでやっていいものなのだろうか?

おそらく、EULA(エンドユーザーライセンス承諾書?)にはそういうことが書かれているのだろうが、それでもやはりウイルス(トロイの木馬?)まがいの挙動をされると気持ちが悪い。だが、メーカー側の「試用版を何度も再インストールされて製品版を買ってくれないのは困る」というのも分からなくもない。さて、どうすればいいのだろうか・・

とりあえずユーザー側としてはそういうソフトのインストールごとにHDDイメージごとバックアップしておいて、嫌になったら戻すという手もあるが、バックアップ後にインストールしたほかのソフトのインストール作業などが非常に手間である。メーカー側としては他の対処法がないかと考えるが、必ずオンライン環境で使うネトゲやブラウザのようなソフトならオンラインアクティベーションが使えるが、そうでない場合は難しい。

やはり試用版は機能限定にしたほうがいいのだろうか?ユーザー側としてはフル機能が使いたいところだが、変なスパイウェアを入れられるぐらいなら機能制限版のほうがいいのかもしれない。

時間ないから適当だけどこの辺で終わり(ぉ)。