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2006年5月分

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2006/5/10(水)4:43頃

GW中にも更新できず、さらに昨日は1つしかない講義が休講だったので家でいたのに更新できず。一応メモは書いてるんだけどね。こうなったら日記に直接メモを書くか?
★5/1
●久々の再会
小学校6年生(だったはず(ぉ))のときの恩師に久しぶりに会った。あと、小・中学校時代の同級生とも。
ちなみに幼稚園・小学校時代は1クラスで、8年間同じメンバー(途中一時的に転校生とかいたが)だった。
当時の同級生が大学に1人だけいるが、学部が違う(教育学部)ので全く会わない。
そういえば同窓会はいつあるんだろうか…って、まだ早すぎるか。

●pRSSreaderバージョンアップ
W-ZERO3で使っているRSSリーダー、pRSSreaderが1.3.0にバージョンアップしていた。
ImpressのRSS(実際には第三者によるもの)がふっ飛ぶバグが直ってるっぽい。
一方でEUC-JPなRSS(具体的にはアキバBlog)が文字化けするバグが発生(今まではなかった)。UTF-8はOKだ。
どうもXMLパースライブラリをMicrosoftのものからlibexpatというのに変えたのが原因な気がするが、詳細は不明だ。
W-ZERO3で使えるRSSリーダーにはPocketFeedというのもあるらしいので試してみたが、アキバBlogは読めたが未読管理が使えないので不便である。
まあ、ニュース巡回してる(つまり未読管理を厳密にすべき)RSSはUTF-8なので問題ないため、とりあえずアキバBlogのみPocketFeedで読むことにして様子見。
次のバージョンで修正されてるといいなぁ…。

★5/2
●就活マリオ
大学の就職情報コーナーにスーツ姿のドットマリオが描かれたポスターが貼ってあった。

就職活動中?実は厳密に言うとドットではない(ネクタイ部分)。

これは任天堂の新社員募集ポスターなのだが、紙ではなく布のような素材でできており(縁が反っているのはそのためらしい)、一見するとサークル活動の作品のようにも見える。
しかしマリオとは考えたな。任天堂⇔マリオというイメージをうまく利用している。その点ソニーやMSはマスコットキャラ的な存在がないのでこの手は使えないか。

★5/3
●BlackICE契約更新
DEPのせいなのか、原因不明のエラーで落ちるため使えていないが、今後に期待して契約更新しておいた。
とりあえずあと1年様子を見る。それでVista対応+クアッドコア以上対応(HT含む)+64bit Native対応(32bit on WOW64じゃなくて)しなかったら解約(更新しない)だな。
他のソフトもそうだが、特にセキュリティ製品は対応の早さが命だからね。

●アクセス解析
特設ページからどうぞ。
やや増加傾向かな?という感じだが、その大半がロボットのようだorz。

●新手掲示板spam
以前はMCRNの掲示板などによく来ていたが、最近はゲストブックにspamが時々来るようになった。
本文には無難なことを書いておいて、URL欄にエロサイトなどのURLを書くやつが出てきた。
こうなったらURL欄を消すしかないか?あるいはURL欄も特殊リンクにするとか。

★5/4
●日付意味なし
日付(5/4)にちなんだspamが来ていた。
詳細を書くとこのページがブラックリストに載りそうなので(すでに載ってる?(ぉ))概要だけ書くと、「5/4→54→ごし」という読みを使ったネタだ。
しかし…送信日時が2000/1/18だった(ぉ)。おいおい、時計ぐらい合わせとけよ…。
でも、実際に1970/1/1などから来るspamは結構あるので、それを条件に蹴ることも可能かもしれない(対策してるほうが多いけど)。

★5/6
●高機能化の代償
HSP3になって、文字列バッファの扱いが改善され、VCのCString型のようにバッファオーバーフローを気にせず文字列を連結できるようになった。
しかし、その代わりに文字列型配列の確保が以前のような一塊の領域ではなく、ばらばらに確保されるようになってしまった。
具体的に言うと、HSP2.6では「sdim buf,200,2,5」とすれば2000バイトの連続した領域が確保されたのだが、HSP3では200バイトの領域が10個、非連続に確保されるようになってしまったのだ。
そのため、HSP2.6時代のスクリプトを移植する時に、連続であることを前提にしてmemcpyやbsaveなどを使っている場合はそのままでは使えない。
ちなみに、数値型配列は連続した領域なのでmemcpyやbsaveを使ってもかまわない。
そのため、ハイスコアなどの数値情報はできるだけ数値としてまとめてコピー・保存できるようにし、文字列を扱う場合はメモリノートパッド命令を使うしかないようだ。
もちろん文字列型配列をそのままメモリノートパッド命令では扱えないので、メモリノートパッド命令で扱える形に変換するか、あるいは最初から文字列配列を使わないようにするしかない。
…って、note2arrayとかarray2noteなんて命令があったorz。1次元配列限定だけどな。
ただ、モジュールで作られてるので自作すれば2次元以上にも対応できるだろうけど。
追記:HSP2.61の文字配列保存
HSP2.61では数値は4次元、文字は3次元まで配列が作れる。
そこで、文字配列をsdim v,100,a,b,cと確保して、v.a.b.cに"a.b.c"という内容の文字列を代入して保存してみた。
保存されたファイルの中身は「0.0.0 1.0.0 2.0.0 … (a-1).0.0 0.1.0 … (a-1).(b-1).(c-1)」のようになっていることが分かった。
この情報をもとにモジュールを作れば、HSP3でも従来のようなセーブ/ロードが可能なはずだ。

★5/8
●SandraのDMがspam誤判定
Sandra 2007の購入を勧めるダイレクトメールがspamに誤判定されてた。
たしかに英語オンリーだし、何かの購入を勧めるような文面なので、vi○gra系spamと勘違いされるのも無理はない。
今後のためにJagged Onlineのメールアドレスをホワイトリストに入れておいた。

★5/9
●Sandra 2007購入
前(直前だが)の記事で書いたDMのリンクからさくっと購入。変更点としては

・以前までは普通に上書きインストールできていたのに、全部消さないとエラーが出て入らない。2004から消すことになったよ。
・マイコンピュータ右クリックからのメニューが消えているので起動が面倒になった。
・どうやらPDAはWindows Mobile 2002/2003(4.x?)しか対応してないらしく、2000(3.0)のCASSIOPEIAと5.0のW-ZERO3はアウト。
 以前はCASSIOPEIAでベンチマークできた。これはActiveSyncをバージョンアップしたのと関係してるかも。

など。…ポジティブな変更はないのかい。
まだ時間がなくて各PCのスペックページの結果は2005のままだ。しかしまだ2006年なのに2007とはこれ如何に。MSとは逆だな(ぉ)。

●ゲストブックspam強化
online ca○inoというなんとも分かりやすいクラシックなspamが来ていた。この手のやつは単純NGワードでもかなり効果がある。
今はまだ件数が少ないのでベイズフィルタは導入しない。ってか、自鯖なのでSpamAssassinとか使えないし。
とりあえずNGワードとURL・メールブラックリスティング判定を導入しておいたが、できれば本格的に使いたくはない。
もっとも、spam全盛のこのご時勢、そうも言ってられないだろうけど…。

●ネットワークが見えん!
以前から気になっていたが、マイネットワークからワークグループ名のアイコンをクリックすると

「このワークグループのサーバー一覧を現在、利用できません。 」

というエラーがでる。
Sandra 2007でネットワーク帯域幅(Network Bandwidth)ベンチマークができないのでこの際解決してやろうと思ったのが運のつき。
以前にコンピュータ一覧の列挙機能はブラウズマスタ(マスタブラウザ)が提供していると見たことがあったので各マシンをチェック(nbtstat -nで自ホスト、nbtstat -a serverで他ホストを調べられる)すると、なんとブラウズマスタ(..__MSBROWSE__.<01>)がない!!
そこで上記のエラーメッセージやブラウズマスタ、マスタブラウザ、NetBIOS、NBT等の語でひたすらネット検索をかける&試すが解決しない。
そうしているうちに5時間も経ってしまった。昼飯が夕飯に…。まだレポートも終わってないのに…。
もはや絶望感だけを残して断念か、と思ったが、最後にイベントログに残っていた

「Computer Browser は次のエラーで終了しました: タイムアウト期間が経過したため、この操作は終了しました」

が気になって、Conputer Browserでぐぐると…BINGO!!(最初にヒットしたのはドメイン違いの謎のキャッシュのほうだが)。全く同じ症状だ。
もちろん、全く同じ方法(Windows Firewall有効)で解決。今までが嘘のように一瞬でコンピュータ一覧が出る。Sandraのネットワーク帯域ベンチマークも通る。
とりあえず「Sephie」だけ有効にしたら通ったので他のマシンは無効のままにしておいた(「Sephie」が落ちるとエラーが再発するが、各種サーバーなのでめったに落とさないから問題ない)。
しかし、Firewallと名前解決サービスを一緒にするなよ…。
ちなみに、Windows Firewall/Internet Connection Sharing (ICS)を起動していてもWindows Firewallだけ無効ということは可能らしい。そうしろということか。
そういえばSandraのインストールオプションに「Enable SiSoftware Sandra Pro Home with Windows Firewall」ってのがあったが、関係あるのだろうか?(オフにしてインストールしたので詳細不明)

●IE7beta2
とりあえず以前「Fen」にスタンドアロンモードで入れたbeta2preview版に上書きインストール(単に解凍しただけ)。
やはりIE7特有の機能(ズームなど)は使えないが、タブや透過PNGは使える。しかし、preview版と大して変わらない。
早くbetaが取れることを祈ろう。

★5/10
●Namazuバージョンアップ
IE7について書いた記事を検索しようとNamazuを使ったのだが、なぜか約定期日記の記事が出ない。
そこでNamazuの新バージョンが出てないかチェックすると、2.0.14βが出ていたのでインストール。
NKFのバージョンがかぶっていたので古いのを消さなければならなかったり、設定ファイルが初期化されたりといろいろあったが、何とか動くようになった。
その後、以前から気になっていた、htmlファイルのみを対象にしたいのにtxtなどがひっかかってしまう件について調べると、どうやら-aオプションで全ファイル対象にしているのがまずいらしく、-aオプションを外して「$ALLOW_FILE = ".*\\.(?:$HTML_SUFFIX)";」とすることでうまくいった。
しかーし、問題はまだ残っていた。なんと、2.0.15を含むそれ以前のNamazuにはディレクトリトラバーサル問題というセキュリティホールが存在するのである。
これを悪用するとNamazuのあるドライブに存在するファイルを表示させることができてしまうのだ(ようするにこういうことだ)。
一応それを修正した2.0.16もあるらしいが、暫定版なのでActivePerl 8xx専用となっている。「Sephie」に入っているのは6xx系列。こりゃだめだ。
ん?そういえばなんで6xx系列なんだったっけ?と考えてみると、そう、なんとNamazuが動かないという理由からであった。
後日バージョンアップすることにしよう。と、メモを書いた時は思っていた。
しかし、だめもとで2.0.16にあるnamazu.cgi.exe(検索結果を表示するプログラム)だけ取り出して置き換えてみた所、ディレクトリトラバーサル問題は解消されたように見える(同じパラメータで2.0.14だと問題が発生する)。
そのため、ActivePerlのバージョンアップは延期することにした。
せっかく安定動作しているのに、下手にバージョンアップして失敗したらまた莫大な時間が消費されてしまうからね。触らぬ神にたたりなし。


●レポやばい
締め切り明日の13:00なんですが。今日は健康診断あるので帰るの遅くなるんですが。まだ1文字も書いてないんですが(ぉ)。
結局終わったのは水曜日の夜22時ごろ。しかも翌日遅刻してるし。詳細は後の記事で。

●BlackICEバージョンアップ
3.6cpeになっていた。DEP対応などは特に謳われていないが、製品情報のページからシステム要項が消えていた(もともとなかったわけではない。Wayback Machineを見るとかつては存在していたのが分かる)。
vectorのBlackICEページなどではまだシステム要項に64bitやHT、デュアルコアに対応していないと書かれているが、内容が古いのであてにならん。
製品情報のページからシステム要項が消えたのは、何らかの修正があるということだろうから、もしかするとこっそり修正したorこれから修正するのか?
せっかく契約更新してるんだから使えないのは悲しいので、ぜひとも対応してもらいたい。
しかし、私の場合はDEP無効にしてても落ちるので、また別の問題が存在しているのかもしれない。

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2006/5/15(月)3:35頃

また翌週(先週の木曜日に対して今週のこと)までにレポート仕上げられなかったorz。もうタクシー&遅刻はごめんだ。
★5/10
●またタクシーのった
といっても大学からではない。さすがにそれは回避した。
粉河→高野口で\3830。
父が仕事で家にいなかったので。母は夜の長距離ドライブに慣れていない。
しかし、母が到着するのが遅れたので、到着後タクシーの中で30分ぐらい話をした上に(すでに料金は払った後)、お菓子までもらってしまった。
まあ、そもそもの元凶は私なのだが…。今度から速めにレポート仕上げておこう。と、このときは誓ったはずなのに、まだ終わってない…。一度ならず二度までも、二度あることは三度ある…うぉぉ、いやなことわざばかり思いつく(ぉ)。

★5/11
●非常事態における判断の重要性
仰々しいタイトルだが中身は寝過ごして遅刻したってこと(ぉ)。
■事前の状況
前日は必死のレポート作成で疲労困憊ル(ぉ)。寝たのは3時ごろか。ベッドに寝転がっていていつのまにか寝たため目覚ましはしかけてなかった。
■与えられた状況
・時刻は10:30ごろ
 →通常、9:00に家を出発する。30分遅くても昼飯をカットすれば間に合うことを確認済み。しかし、それからさらに1時間も遅い。
・朝食を食べていない
・風呂に入っていない(ぉ)
・トイレ(大)に行っていない
・歯磨きをしていない
・荷物の準備をしていない
・服は前日のまま(当然下着も)
■可能な行動の選択肢
以上のような絶望的な状況において、考えられる選択肢は
・授業放棄する
 →座学(先生の講義を聞いてノートを取る類の授業)であれば可能。
 →しかし、この日は実験であったため、欠席するとそもそも実験レポートを作成することができなくなるので却下。
・全ての状況を段階的に解決する
 →つまり、トイレに行く→風呂に入る→着替える→朝飯を食べる→歯を磨く→荷物の準備をする→出発というものだ。
 →しかし、ざっと時間を計算しても、とてもそれだけやっている時間はない。
・可能な限りの状況を解決する
 →となると、結局この方法を取らざるを得ない。
 →実は考える以前の問題としてトイレは我慢できなかったので、この時点ですでに10分ほど消費してしまった。
 →最も少ない被害(=遅刻)で到着するために乗る必要がある電車の時刻は11:08。全速力で走っても10分はかかるので出発は10:58。
 →荷物の準備をしないと大学に行く意味がない。それにこれはさほど時間がかからない。採用。
 →朝食については、最悪朝昼抜いてもなんとかなるだろう。却下。
 →風呂、服、歯磨きなど身だしなみについては、もはや時間の余裕がn
 →\t\b\b\t\b\b\t\b\b
 →リブート
■途中経過
・橋本に南海電車が到着するのが11:30。JRが出発するのが11:30。
 →ちょっとまて。間隔0分かよ。この時点で最悪橋本でタクシーに乗って大学(当然1万円以上必要)という案を考えておく。
 →だが、なんとかぎりぎりの駆け込み乗車で乗り継いだ。危険なのでやめましょうというのならせめて1分ぐらい乗り換え時間をくれ。
・和歌山駅にJRが到着するのが12:33。バスが出発するのが12:47。
 →その間14分。その場で昼飯を食べる時間はないが、持ち帰りならバスの中で食べられる。
 →ということでマックチキン1つ購入。昼飯は抜かずに済んだ。
■結果
ほぼ奇跡的に最速プランを実行でき(特に橋本での乗り換え)、起床時刻から考えうる最小の遅刻時間(20分)で到着することができた。
危うく出席報告を忘れて欠席になりかけたが(遅刻しなければ出席は自動的に取られるようだ)、出席係の人が気づいてくれたのでなんとか回避した。
■教訓・反省
目覚ましかけとけ。以上。
■考察
以上の判断・行動は、私固有の優先順位に基づくものなので、異なる価値観を持つ人物であれば当然異なった行動となるだろう。
こういう状況が頻繁に発生することは好ましくないが、万一に備えて自分の価値観をはっきりさせておいたほうがいいだろう。
さもなくば、迷った挙句中途半端な結果になって嘆くことになるかもしれない。
と、えらそうなことを言っているが、私も正直パニックになりかけたよ。起きて時計見たときは頭の中真っ白。
まだ試験じゃなくてよかったよ。離散数学みたいなことになったら…((((((;゜Д゜))))))。

●BlackICEやっぱだめだorz
13:07:00〜13:17:30の間に落ちたらしい。また0x000000F7(DRIVER_OVERRAN_STACK_BUFFER)だ。
しかし、青窓にもMSDNにも書いてあるが、このエラーはアタック(NimdaやCoderedのようなバッファオーバーランアタック)でも起きるらしい。
アタックからPCを守るべきファイアウォールがアタックされたのと同じエラーで落ちてたら意味ないじゃないか…。
それとも本当にアタックされてるのか?もしそうだとしても守りきれてないということなので結局だめじゃん。

●SETI@home Enhanced
新しいバージョンのSETI@homeが配布され始めたようだ(公式ページ)。
どうやらクレジットの計算方法が大幅に変わるらしい。
今まではベンチマーク結果×実時間でレポートしていたのが、今度は実際に行った浮動小数点演算の数を基にするとのこと。
そうなるとベンチマークのスコアはあまり重要でなくなるので、今まで旧バージョン(4.19)のBOINCを使っていたが(単体アプリなので実行プライオリティを上げてベンチマークスコアを稼ぐため)その意味もなくなることになる。
ということで「Fen」にBOINC 5.2.13を入れてみた。
どうやら他のOS用と統合?されたらしく、デザインや最初に出てくるメッセージ(libcurl〜というもの)がLinux版と同じである。
しかも、仕事の進行状況やディスク容量の部分が単なるテキストになって分かりづらい。
せめて仕事の進行状況のプログレス表示ぐらい残してくれてもよかったのにぃ。
Enhancedの比率が上がり次第順次他のマシンにも入れるつもりである。

SETI@home Enhancedについては、最初は様子見で「Fen」だけにCrunch3r版SETI@home Enhanced 5.12を入れるつもりだった。
なにやらCrunch3rが不正をした?とかでサイトごと閉じてる。Linux版は他から出てるようだけど…。(2006/7/4?)
Windows版も↑のURLで公開されてる。しかし、Crunch3r版にあったAMD SSE3版はまだない。(2006/9/25)

しかし、WUがEnhanced用だと勝手にオフィシャル版がDLされるらしい。
公式ページにもそういう記述(BOINC will download it automatically when you are given work to be done by the new version)がある。
なので、全マシンにEnhancedを入れておいた。「Naomi」と「Fen」ですでにDLされたのを確認した(5/12 02:45)
もしかして最近WUの配布量が減ってたのは無印(4.x以前、以後こう呼ぶことにする)用とEnhanced(5.x以降)用の両方を作る必要があったからかもしれない。
ちなみに、ワークユニットがEnhanced用じゃないとだめらしく、無印用のを無理矢理Enhancedで動かしても不正な結果と判定されてクレジットがもらえないとのことだ。
おそらく出てくる結果自体は無効なものではない気はするが、判断に使う他人の結果が無印で計算したものなのでだめということなんだろう。

気になるのはクレジットの量がどうなるかだが、現時点ではノーマル版とEnhanced版が混在しているので、純粋なEnhanced版についての結果が分かるのは随分先のことになりそうだ。
もっとも、それがわかった所でどうしようもないのだが。
しかし、Enhanced版の実行遅いなぁ(すでに「Fen」ではEnhancedが動いている)…。
公式ページによると「いくつかのWUは従来より速いが、科学的に意味のあるWUは従来よりかなり時間がかかる」という意味の言葉が書かれている。
今まではどのWUもほぼ同じ時間で処理されていたのが、かなりばらつきが出ることになるようだ。
→なってる?

SETI@home実行状況(「Naomi」)傾きが緩やかなのがEnhanced。


●SETI寄付
まだ1ドル110円切ってなかった(110円xx銭)が、もうそろそろ第1段の募金を寄付を締め切るとのことなので入れておいた。
金額は公約?通り10ドル。そもそも最小が10ドルらしい。
寄付すると、アカウントページにその回数と額、最後に寄付した日時が表示されるようになる。
あと、ユーザー名が表示される場所(ランキングなど)で緑の★マークがつく(消すことも可能)。
ところで、Web投げ銭は未来に期待して投資してはいけないらしいが、SETIの寄付は未来に期待してもいいのだろうか?
まあ、寄付した金はほとんど直接SETIのために使われるのだから、期待してもいいだろう。
ただ、未来に期待といっても、宇宙人が本当に見つかるかどうかはいくら金や技術があったところでどうしようもない(存在してなければ永遠に見つからないし、存在していればいつか見つかる「かも」しれない)のだが。

★5/13
●鯖落ち
10:30頃から15:20頃まで「Sephie」のHTTPサーバがアクセス不能だった。
SSHやSMTPなどは生きていて、なぜかHTTPサーバ(ポート80)だけアクセス不能になっていたらしい。
LAN上のマシンと「Sephie」自身の両方からローカルIPで接続を試みたが接続できなかったので、ルータやプロバイダの問題ではないことはすぐに分かった。
AN HTTPDを再起動しても直らなかったので「Sephie」を再起動。すると直った。
一体何が原因だったのだろうか?レジストリエラーにもなってないし。

●テンプレspam
最近のspamは型にはまったようなものが多いが、まさにテンプレートそのままのspamが来た。
タイトルが「{%MACRO3%} a diploma {%MACRO10%}」、本文は

{%MACRO1%} are no. {%MACRO2%} tests, classes, books,
or interviews ! {%MACRO3%} a_Bachelors, Masters., MBA, and Doctorate
(PhD) diploma. {%MACRO4%} the {%MACRO5%} and {%MACRO6%}_that comes with
a.diploma ! {%MACRO9%} {%MACRO10%} {%NUMBER%} {%MACRO11%} {%MACRO12%}(略)

というものだ。マクロ展開されてないまま送られてきてる。
もしかして儲かるとか言われて何も分からずにspamツール使ってるんだろうか。
だとしたらすぐにやめといたほうがいいと思うけどなぁ…。
あるいはそう思って返信してくるかもしれないのを狙ってわざとやってるのかも。

★5/14
●Flash7をW-ZERO3に
入れてみたが、どうもうまくいかないので6に戻した。
詳しくはW-ZERO3インストールログ参照。

★5/15
●ActiveSync不調
なぜかActiveSyncでW-ZERO3との同期ができなくなった。接続すると「同期できません」というエラーで終了してしまう。
デバイスの中身を見ることはできるので、接続できていないわけではない。
一旦全ての関係を削除してから再接続してみるが、今度はエラーどころかActiveSyncが強制終了してしまった。
これはどうもW-ZERO3がおかしいと思い、Flash6に戻した時と同じバックアップを使って復元した。
すると、何事もなかったかのように同期が成功した。さらに、Flash6に戻した時にToday(画面下部にあるメニューではない)から消えてしまっていた予定表が復活した。
どうやらFlash6に戻す時に完全に戻せていなかったようだ。
こういうこともあるので、バックアップから復元した後もしばらくそのバックアップを消さずに保存しておいたほうがよさそうだ。
ただ、W-ZERO3のバックアップは昔のPocket PC(Windows CE)と違い、PCではなくminiSDに保存されるので、複数のバックアップを持つためには、PCに移動(容量が大きいのでActiveSyncではなくカードリーダーを使ったほうがいいだろう)するか、大容量miniSDを用意してフォルダ名を変更する(CEBACKUPという名前のフォルダがバックアップなので、CEBACKUP060515などに変えておけばいい)かのどちらかになる。

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2006/5/23(火)7:40頃

試験的にメモをこちらに書いてみることにした。正式発行時には全ての内容が上書きされる。RSS、Pingは原則発行、あとは【速報モード】と同じ。
結局こちらにメモを書くようにしても溜まるのは変わらないらしい…。
★5/15
●新しい開発
新しい開発のアルバイトを受けた。今度は大学。
新しいというよりは以前開発したやつの改良・刷新なのだが…。
今学期(セメスタ)は受講数は少ないものの、情報通信システム実験のレポートにかなり時間がかかるので時間をうまく使わないと進行が遅れてしまいそうだ。

★5/16
●「Naomi」アップグレード検討
MOOPS V5でマルチスレッド関係を入れるつもりなのでマルチコアCPUが欲しいのと、Enhanced化で再び落ち込み始めたSETI@homeにてこ入れしたいのもあって、当初はHT Pen4かPenDで新たに1台つくるか?などと考えていた。
しかし、それは余りにも無駄が多すぎるので、結局「Naomi」のCPUを、現行M/Bで使用可能なAthlon 64 X2(Manchester)にアップグレードすることにした。
アップグレードが事実上不可能なノートPC系は論外として、「Sephie」の場合、Turion 64 X2はソケットが変わってしまうため相当な大規模アップグレードになってしまうことと、「Naomi」の次期大規模アップグレードはVista発売以降にずれ込みそうなので、十分な利用期間が見込める可能性が高いこと、それに従来行ってきた大規模アップグレード(少なくともCPU、RAM、M/Bを同時にアップグレードする)では経済的に効率が悪いと感じるようになったことなどから「Naomi」に白羽の矢が立ったわけだ。
そもそも、自作のメリットとして自分の欲しい性能に応じて部分的にアップグレードできるという点があるからね(メーカー製でも買う前ならBTOが可能なところが多いが)。

★5/17
●冷却装置修理
「Fen」の冷却ファンは随分前(2〜3月ごろか)に故障しているので、現在は下に敷くタイプの冷却装置と、デスクトップ機用のCPUファン+ヒートシンクを併用して冷却している。
しかし、外出時はさすがにCPUファンは持っていけない(電源が「Sephie」の内部電源から取っているのが大きな要因。USBやACから取れればいいんだが…)ので、冷却装置だけ持っていくようにしている。それでも、何もないよりは遥かにましなのである。
しかし、最近外出が続いて電源ケーブル(USB)の抜き差しが頻繁にあったせいか、冷却装置の電源が入ったり入らなかったりする現象が発生するようになってしまった。
だめもとで分解してみると(ネジ5つで止めてあるだけの簡易構造なので開けやすかった)、制御基盤の電源ジャックを固定している半田が割れているではないか。
どうやら抜く時に上下左右に振って抜いていたために半田に負荷がかかって破損してしまったらしい。
しかし、それ以外の部分には異常がなかったので、半田付けしなおして修理することに成功した。

構造は簡単
後ろのほうにあるのが半田ごて。
前に使ったのはいつだったかなぁ。
問題の部分
これはもう修理済み。

今でこそソフト系しか手を出してないが、かつては熱中しすぎて自家中毒になるぐらい電子工作に夢中だったのである。
そのときに買った半田ごてと、わずかに残った半田がこんな所で役に立つとは思わなかった。
本音としては「Fen」内部にあるファンを修理したいが、それはさすがに無理だろう(磁気浮上式という特殊な構造だし)。

★5/18
●ついにNetFront 3.3発売
まだ発売されてないが(5/23時点でもvectorにはなかった)、5月下旬というからもうすぐだろう。
Java、Flash対応とかなり期待できそうである。
もっとも私の場合、現状でIEとOperaがあれば巡回しているサイトは問題なく見れているので、購入しても環境が劇的に変わることはないだろう。
せいぜい「あ〜Java動く、すげー」とかで終わってしまいそうな気がする。
それでも何もなければおそらく買うだろうけど、アップグレードで数万とぶ予定だからなぁ…少し考えるか。

●電子ブロック25万
情報通信システム実験で使っている電子ブロックが結構面白いので、いくらぐらいするのか気になって調べてみた。

マスタースレーブJK-FFこれはJK-FFを組んだもの。その気になればカウンターもレジスタも組める。1万台ぐらいあればCPUも組める!?(それはさすがに無理か)

すると…な、なんと25万(正確には252,000、税抜きだと24万ちょうど)。高ーぃ!
もちろん、下位の製品はもう少し安いが、ブロックの数がかなり少なくなっている。
ちなみに、学研からも電子ブロックEX-150が出ていて、こちらは1万円ぐらい。
手ごろな値段なので欲しいと思っているのだがついつい他の物を買ってしまうのでなかなか買えずにいる。

●「Naomi」のNAVDefUpdateServiceが消えていた
「Naomi」のNorton Antivirusが「ウイルス定義が古いよー」と警告を出してきた。
見ると定義の更新日が5月上旬ごろ(詳細失念)ではないか。
私はNAVDefUpdateServiceで毎日自動更新しているため、このようなことになるはずがないのだ。
不思議に思ってサービスを調べると、なんと実行されていない。自動実行になっているのにである。
そこで、実行させようとすると「D:\〜\navdefupdateservice.exeがない」というメッセージが。
確かめると確かにそのファイルがない。それどころかディレクトリもない!
仕方がないので再インストールしようとするが、なぜかインストール情報が中途半端に残っているらしく「すでに入っている」となってしまいうまくいかない。
最終的にレジストリを手動で掃除してなんとか無事インストールが完了した。
しかし、一体何が原因で消えてしまったのだろうか?
ログを見ると2006/1/1 17:40:23に動作したのが最後になっているが、その頃といえば「Sephie」アップグレードは行ったものの「Naomiには手をつけてないはずである。
まさかウイルスか?とも思ったが、そうだとすれば今頃もっと深刻な状態になっているはずだし(1月頃からずっと放置されていたことになる)…。

●またファイルの落し物
以前にも大学でファイルの落し物という掲示があったが、また発見した。

ファイルがみつかりません(ぉ)ファイルやフォルダというのはあるだろうがディレクトリはさすがにないと思う。あったら驚きだ。

「/lost+found/まで来てください」とか書いてあると面白いかも(ぉ)。
でもlost+foundは破損ファイル断片の置き場なので、それだと壊れてるって意味になってしまうか。
余談だが、約定期blog始めた頃はネット上から更新できるのが便利でかなり約定期日記のネタが向こうに流れてたんだなぁ。

★5/19
●ゲストブックspam急増
といってもまだ数件程度だが。どこかのリストに載ったのかもしれん。とりあえずURLをBL入りにして対処。
最近のspamは文面が「このサイトはすばらしい」といった無難なもので、URLがspamというものが多い。
URL欄に何か工夫するか…。
でも、来ない時は1週間以上全く来ないのに、来る時は一気に来るんだよな。

●SETI@home Enhanced全面切り替え完了
「All of our splitters have been altered to create workunits for SETI@home enhanced.」とのことなので、今後は現在ある分が終わったらもう無印SETI(4.x)用のWUは生成されないっぽい。
どうもEnhancedのWUはやたら時間がかかる割にcreditの入りが芳しくない。
おかげで無印SETIのcranch3r版で1500以上だったRACが今では1300ぐらいまで落ちている。
そりゃ、本来の目的が宇宙研究なのは分かるけど、やはりcreditを稼ぎたいのが参加者の心理ってもんだよ。

●BOINC、常時稼動に警鐘
旧SETI(SETI@home Classic)の時も言ってたと思うが、またエネルギー使いすぎ警告が発表されていた。
たしかに莫大なエネルギーを使うことになるのは分かるが、ランキングやってる以上常時稼働は止まらないだろう。
逆にランキングをやめれば(※)エネルギー消費は劇的に減るだろうが、それは同時に参加者の激減を意味する。
(※:単純にランキング公開をやめるだけではなく、Creditシステムそのものを廃止しなければ無意味。でないと、参加者が勝手に自分達のCredit状況を報告しあってランキングサイトができてしまうのは避けられない)
それ以外の方法としては過剰に稼動しているPCに対してはWUの供給を止めればいいのだが、複数のプロジェクトに参加している場合はあまり効果がない。
早く電気供給のほとんどが石油や原子力ではないクリーンエネルギー(太陽発電とか)で賄えるようになればいいのだが、まだかなりの年月がかかりそうである。
ところで、アメリカは電気代が安いのか、150WのPCを1ヶ月(733.3時間)動かした時の電気代が8ドル80セント(今のレートだと約968円)らしいが、「Naomi」は少なく見積もって125Wだとしても約2300円にもなる。

●Windows Firewall突破
セキュリティホールというほどでもないだろうが、少し気になることなので書いておく
例外を有効にしている状態だと許可してないアプリケーションへの通信がWindows Firewallを突破することがある。
これはポート単位ではなくアプリケーション単位で例外を許可していた場合に、本来許可したアプリケーション以外のアプリケーションに対して通信が許可されてしまうというものである。
具体的にはファイル名とバージョン情報を何とかして書き換えることによって起こる。
どうやらプログラムの判定にファイル名とバージョン情報のみ使用しているらしい(ファイルサイズなどは未使用ということ)。
対策としてはアプリケーション単位の例外を作らないでポート単位で制御する、ウイルス対策ソフトやルータなどを組み合わせる、許可しているアプリケーションの実行ファイルに対して書き換え禁止を設定するといったところか。
例外を認めないのがより安全な設定だが、外部からの接続が全部蹴られてしまうのでサーバマシンなどでは使えない。
もっとも、ファイル共有なども例外の中にあるので、サーバではないマシンでも例外なしにすると相当不便かもしれない。
注意:この記事は私が試したことについてあまり調査せずに書いているので、間違っている可能性も高い。詳しくはMSサポートなどを調べてくれ。

★5/20
●cron設定切り忘れ
以前FreshReaderを試用するためにさくら鯖のcronに登録しておいたのだが、その後、pRSSreaderを使うようになったためFreshReaderは結局ライセンスを取らずに放置してあった。
しかし、cronの設定を消し忘れていたために大変な事になってしまっていた。
Willcomのpic-nicに登録したメールが届かないので、エラーになっていないか確かめるためにpostmasterのメールボックスを見ようとすると、なんとメールが600通を超えているではないか。
これは一体どうしたことか、まさかアドレスエラーspam(nonexistuser@mcrn.jpのような存在しないユーザーに対するメールなどは、メールサーバの設定によっては管理者アカウントにリダイレクトされる場合がある)が大量にきているのか、と思って開いてみると、件名が「Cron <mcrn@www527> /usr/local/bin/p ...」(正確な件名は「Cron <mcrn@www527> /usr/local/bin/php -f /home/mcrn/freshreader/crawler.php」)というメールが大量にあることが判明。
さらにメールの内容をみると「License Expired.」とだけ書かれている。
ん…Expired?あ゛ーっ!!!cron切るの忘れてたー!!!!
そう、cronを切るのを忘れていたためにライセンス切れ状態のFreshReaderがcronにより延々と実行され続け、そのたびにエラーメッセージが送信されていたというわけである。
実に4/23 0:00から5/20 7:00まで655通(つまり655時間分)ものエラーメッセージが溜まっていた。
もちろんすぐにcronを切り、エラーメッセージは処分した(この記事を書くために情報を調べた後に)。
まだこれだけで済んでよかったが、もしエラー時にCPUが長時間使用されるようなプログラムだった場合、下手するとアカバンされかねない事態になっていたかもしれない。
cronに限らず、Windowsのタスクもそうだが、自動実行系は定期的に内容をチェックする必要があるな。

●「Naomi」アップグレードのためのBIOSアップデート
現在「Naomi」のCPUだけをAthlon 64 X2にアップグレードする(現在のAthlon 64を店頭買取してポイントにし、購入資金の一部に当てる)計画を進めている。
その過程で、「Naomi」のBIOSをアップグレードする必要があったのでアップグレードすることにした。
実は以前にも試みたがネットワークの不調や不安定化であきらめていた。
Athlon 64 X2似対応しているのはF7あたりからなのだが、現在最新のF11に上げた。
色々と試してはみたものの、やはりネットワークは使えず。某巨大掲示板群のスレッドでもnForceのファイアウォールはさんざんな酷評だ。
仕方がないのでIntel PRO/1000 GT Desktop Adapterを購入することにして、それまではI-O DATAのRTL8139チップNICを挿しておくことにした。
以前F2にしたときは不安定化したので仕方なく戻したが、今回はnetperfで8時間ほど「Fen」と双方向でデータを流し続けたが安定しているようだった。
ただ、1回だけ画面が乱れて落ちたが、もしかするとネットワークが使えないか弄っていたときにディスプレイドライバがおかしくなったのかもしれない。
もともと3D描画などで強い負荷がかかると落ちていたし(FFXI中や複数のOpenGLアプリ起動中にフリーズ・青窓とか)、今の所それからは起きていないので予定通りAthlon64 X2への以降を進めることにしよう。
あと、やはりHTはF1で可能だった5x設定は不可能(BIOSでは5xにできるが、ツールで見ると4xになっている)になっているが、K8系CPUの場合HTはDRAMアクセスには使われていないのでSETI@homeなどへの影響は軽微だろう(実際ベンチマークなどはほとんど変わらないようである)。

★5/21
●RSA暗号化ツール作成
情報セキュリティでRSAについて知ったのでさくっと作ってみることにした。
RSAの暗号化は簡単に書くと

●準備
1 まず大きな素数(150桁とか200桁とか1000桁とかetc...)p、qを見つける。
 エラトステネスなんてやってたら何百年かかるか分からんので乱数作ってフェルマーとかミラー・ラビンとかAKSとか。
 これが一番時間がかかる
2 N=p*qとしてNを計算
 ただの掛け算なのであっという間
3 L=lcm(p-1,q-1)としてLを計算。lcmとはleast common multipleのことで、つまり最小公倍数。
 これも速い
4 1<E<L、gcd(E,L)=1となるEを見つける。
 p、q探しに比べると短い。
5 1<D<L、E*D mod L = 1となるDを見つける。といっても、これは拡張ユークリッドの互除法によってすぐ出てくる。
 その辺の詳細については省略する。少なくとも乱数で見つけていくわけではないことだけは言っておく。
●暗号化
いわゆる公開鍵といわれるのはEとNの組み合わせであり、それを使って暗号化する。
暗号文=pow(平文,E) mod N」、つまり平文を数値化し、E乗したものをNで割った余り(※1)が暗号文(暗号値?)となる。
●復号(復号化)
こちらは秘密鍵(※2)とかプライベート鍵とかいわれている鍵を用いる。これはDとNの組み合わせだが、Nは公開されているので実質Dが秘密鍵となる。
復号文(平文)=pow(暗号文,D) mod N」、つまり暗号文を数値化し、E乗したものをNで割った余り(※1)が復号文、つまり平文となる。

※1…馬鹿正直に掛けるといくら時間とメモリがあってもたりない。アルゴリズムを工夫すると驚くほど高速化するし、メモリもせいぜい鍵長の2倍程度あればよい(はず)。
※2…DESやAESのような共通鍵暗号の鍵を秘密鍵ということがあるため、混乱を招かないようにプライベート鍵と呼ぶ人もいるが、私はどうも公開(日本語)⇔プライベート(英語)というギャップが嫌なので、秘密鍵のほうが好きである。あるいは公開鍵をパブリック鍵と呼ぶのならばそれはそれでかまわんが(ぉ)。

となっていて、一見見るとシンプルである。が、問題はどうやって150桁以上(512ビットぐらいある)の数値を計算するかである。
int64(違う名前で呼ばれる処理系もある)型でも最大64bitの整数しか保持できないので、普通の型で計算するのは不可能である。
とりあえず最初はアルゴリズムの復習をかねてHSP3のdoubleを駆使して作ったが、鍵長さは32ビットにも満たないものになってしまった。
そこで、HSP2次代に使っていたlongmathをHSP3に移植しようかと考えたが、面倒だったので却下。久々にHSP2.61で組んでみることにした。
実は最近はほとんどHSP3しか使っていないのである。a=strlen(s)とかmes strf("%.3f",double(a)/3.0)とかに慣れるとこういうことがない限りはHSP2には戻れんな。
モジュールの引数宣言などに戸惑いつつもなんとか試行錯誤し、とりあえず1024ビット(128バイト、日本語だと64文字。実際にはちょうどではなく少し少ないはず。改良すればちょうどまで使えそうだがそれはまたの機会に)の暗号化が可能なツールが完成した。以下がそのテスト結果である。

p=2627990092084763660873796892363947421792796257265271061413113980310655008032265510795081012794163870377815741933578107624492914985061623341809889835333903
q=337906210546657294227882575904806137549594042463645184429429938017359911042272017855579268655202583149620817752855836301108750386002038708221445697867479
かかった時間は122599msec
N=8880141733705234403883308693278675246667245180255841439376271997...03680501571861070110129809312774168038981114227804161725956802031009840537
L=4440070866852617201941654346639337623333622590127920719688135992...97514920645205851828301186376543867047527756281216549031953385347738319578
E=2470717095185484587644268202613428759482763085228608305097010517...00151030024833816247293640869275711058311281102217462439712611106001365055
かかった時間は23msec
D=4699354074236152274757823030153398736358873370007816182465496826...24904530627768598392746768000415534023893476918013553588362325418898934827
plain text=文鳥かわいいへっふほふ。へっふほふ。へっふ…ぷぐー!!ぎゅるるるる。。
encrypted text=LN艾*リ・V゙ネ訪鏤7ス`,・!・ノ狒^~ケz$キクキ責ロ
%・=・・ェ(Pjルァ
蠻ヲE困Fレ|・・+・ニqB・gヨカZB 諒・・g怕・ヌケ瓔ソ莊T菻vォ#mM仆ハリ{ノMh
decrypted text=文鳥かわいいへっふほふ。へっふほふ。へっふ…ぷぐー!!ぎゅるるるる。。

※「...」というのは、余りにも長いので中略しているということである。

まだ改良の余地はかなりある。特にpとqの算出時間にかなりのばらつきがあり、最短だと数秒、長いと2分以上かかることがある。また、フェルマーテストでは素数ではないのに素数と判定される数が存在する(逆に、素数なのに素数ではないと判定されることはない。数学的に証明可能だが面倒なのでここではやらない(ぉ))。CかC++を使ってネット上にあるライセンスフリーなライブラリ拾ってくればもっと速くなりそうだ。

それはさておき…これ、レポートでもなんでもないんだよな。それが残念で仕方がない。
そもそも、普通に公開鍵暗号が使いたいのであればPGPとか既存の暗号ツールはいくらでもあるわけだし(PGPは公開鍵暗号専用ではなく、統合セキュリティツールといった感じのものらしい)。
まあ、私の場合ソフトウェアを使うのではなく作ること自体が目的になっていたりするので、これでもいいかもしれないが。
ちなみに情報セキュリティの本当のレポートは単一換字暗号を解読せよというものだ。もしレポートがRSAツール作れだったら脱落者続出の予感(ぉ)。

★5/22
●W-ZERO3版ClockApplet
以前に作ったClockAppletのW-ZERO3版を作成した。
ついでにPC用のClockAppletもバージョンアップしておいた。
両方ともここからダウンロードできる。
しかし、久しぶりにJavaを弄ったな。あまりJavaらしいことはしなかったけど。

★5/23
●やっと解消
溜まりに溜まったバックログを何とか解消することができた。
こっちにメモ書きしても、閲覧者に対して早く情報が提供されるだけで(それはそれでいいのだが)、解消が早くなるわけではないようだ(当たり前か)。
メモによってはほぼ完成状態のものもあり、それについては大して加筆しなくて済むので楽なのだが、スタブ(題名+1行程度)のメモは予想外に時間がかかることがある。
できるだけ溜めないようにしようとは思っているんだが…実行に移すのは容易ではないようだ。
…おっと、もう時間がないようだ。ではさらば。
追記:RSSの要約が400バイト超えたのでスペースを詰めた。本当に溜めすぎだな…。

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2006/5/30(火)8:16頃

やばい、開発が進んでない…。
★5/23
●下古沢にもWillcomアンテナ
いつのまにか下古沢駅でもW-ZERO3が圏内になっていた。
これで駅で電車待ちしている数分でもニュースチェックなどが可能になった。
しかし、相変わらず高野下は圏外のままである。
私の通学経路で確実に圏外になるのは高野下ぐらいなものだ(アンテナ強度が弱い場所はもっとある。あと、寝てるから確認してない場所も多い)
後日(5/25)車の中からそれらしいアンテナを確認。

●謎のアンテナ?
いつの間にか近くのドライブインの裏に巨大なアンテナらしきものが建っているのを発見。
雨だったので詳しく確認しなかった。

アンテナ
肉眼で見たときは先の方がよく見えなかったが、デジカメ画像のガンマを下げてみると確かにアンテナが見える。
アンテナ先端
後日晴れた日に先端部分を拡大して撮ったもの。
Willcomのは8本あるのに3本しかない。

どうやらNTT DoCoMoのアンテナらしい。Willcomの2倍(そんなにないか?1.5倍?)ぐらいある。
タイトルに「?」がついているのは初出時点ではアンテナかどうか分からなかったため。
後日晴れのときに見ると確かにアンテナだと分かった。ロゴは未確認(5/29 16時時点)。

追記(2009/8/30):
実はこのアンテナ、SoftBank(当時はまだvodafone、10月に社名変更した)のものだった。
docomoのアンテナだという情報は確か父から聞いたはずだが、実際に確認はしていなかった。
今回は基地局オーナー(土地を貸してる人)から直接聞いたので間違いない。

★5/25
●「Naomi」アップグレード繰り上げ
メールで見積もりだしたら1万円だったので、9の日じゃなくても「Socket 939 Athlon 64買い取り価格500円アップクーポン」を使えば同じだし、メールを印刷して持っていったらスピード査定してくれるというのが27日までなので、明日(26日)大学の帰りに寄ってこようと思う。
しかし、そのためには今日中に「Naomi」を解体してCPUとクーラーを取り外し、掃除しなければならないのだが…。

★5/25
●Willcom高速化サービス
無料は5/31までというメール(ライトメール)が届いていた。auもそうだが公式案内はEメールで来ないのが普通なのだろうか。
とりあえずそれまでにon/offでベンチマークするか。→した。

テストURL\高速化有無 http://sephiebrain.jp/(軽い) http://pc.watch.impress.co.jp/(重い)
高速化なし 0:0:20'359
0:0:12'148
0:0:13'236



0:1:41'295
0:1:27'564
0:1:44'315



高速化あり 0:0:11'359
0:0:11'341
0:0:10'383



0:1:14'11
0:1:7'259
0:1:7'405



軽いサイトではほとんど差がでていない。20秒というのはそのうち8秒ぐらいはDNS検索にかかっていたので実質12秒である。
一方、重いサイトではかなり効果が出ていて、ダウンロード総量も高速化ありだと250KiBぐらいだったのが高速化なしだと500KiBほどあった。
私はニュースサイトなどを巡回するのである程度画像も多くそれなりに重いので、315円ぐらいだったら利用してみようかな〜と思う。
しかし、画像が劣化するので気になっていたのだが高速化サービスの効果だったとはね。まあ、綺麗な画像を見たいと思ったら後でPCで見直すからいいけど。
ちなみにこのベンチマークは26日の朝にやっている。

●レール運搬用車両
工事用車両は高野下によく止まっているので余り珍しくないが、レール運搬用車両というのは初めて見た。
電車のレールは電車(?)で運ぶのか…。まあ、トラックだと敷設エリアに入っていきづらいだろうからね。

レール運搬用車両写真では見づらいが型番はチキ5713。調べてみると25トン以上の長物車という意味らしい。


●PicoShot死んだ
中に入れてあったデータを読もうと思ってPCに接続すると「USBデバイスが認識されません」エラー。
どうやらカメラ機能だけではなくUSBメモリ自体死んでいたらしい。
故障の原因だが、ハンカチと同じポケットに入れていたために水分を吸ってショートしてしまった可能性が高い。

Picoshotご臨終
何度か抜き差ししてみたが認識せず。さほど重要なデータが入ってなかったのが幸いか。
このメモリのデータ:
種類:USBフラッシュメモリ+デジカメ(30万画素)
容量:64MB
速度:USB1.1
使用された日数:約???日(ほぼ毎日持ち歩いていたが)
最期:いつの間にかUSBメモリとしても認識しなくなっていた。言うまでもなくデジカメ機能も使えない
(仮に使えてもデータ取り出せないので無意味)
余談だが、もとがモノトーンなのでグレースケールにしてもほとんど変わらん(ぉ)。

もちろん今の開発に使っているEasyDisk Ptは定期的にバックアップを取っている(実はさっき(5/30 8:35頃)久しぶりに取った(ぉ))。
それでもダメなとき(バックアップ取る直前に故障するとか)はダメなんだけどね。

★5/26
●難波遠征
予告どおり大学の帰りに難波へ行く。
講義が終わってすぐのバスは南海和歌山市駅止まりだったが、今回は難波行きなのでちょうどいい。
バスの中で大学の友人の友人(ぉ)と出会い、堺駅まで雑談。なんとその人もW-ZERO3を持っていた。
難波に着くとまずは昼食。以前は吉野家が多かったが最近はほとんど中央口降りてすぐのマクドナルドを利用している。
その後ツクモに行き、まずは買取カウンタにAthlon 64 3200+(Winchester)を出して待つ。
その間に「Fen」の冷却をさらに強化できないかファンを物色するが、現在あるのよりもよさそうなのがない(ノートPC用の冷却システムもあったが、重くてとても持ち運びできないものしかなかった)ので諦める。
そうしているうちに時間が経ったので再び買取カウンタに行って売却完了。
ここで「微妙に」嬉しい誤算が。私は上限1万円→10%アップで11000円→買取額500円アップ券で11500円だと思っていたが、実際は上限1万円→500円アップ券で10500円→10%アップで11550円だった。まあ、たった50円というわずかなものだが(だから「微妙に」なのである)…。
そして前日に電話で在庫確認して念のため取り置きしてもらっていたAthlon 64 X2 4200+(Manchester)を購入。
その後、1FのEasyDisk Ptに気絶しそうになるが何とか耐えて店を後にする…前に、耐震補強材を購入。前から気になっていた液晶ディスプレイに貼るためのものだ。
最後に、もう無印良品なんばCITY店では扱わなくなったかぼちゃの種を買うために近くにある難波店へ。ついでにミニラーメンも購入。もうすっかり難波土産レギュラーになってるな>ラーメン。
また時間は早かったが、特にすることも無いのでそのまま帰宅。
そして、CPUを取り付け…たのは翌日だ(ぉ)。疲れて寝ちゃったんだよね。
「Naomi」アップグレードについては自作PC日記(2006/5/29分)を参照してくれぃ。

★5/28
●アクセス解析spam対策
以前にアクセス解析を改良した時に、UserAgentにタグ仕込むやつは対策しておいたのだが、今度はRefererにエロサイトなどを仕込んでくるspamが出現するようになった。
本当にそのサイトから飛んできた可能性もある(ブラウザによってはリンクではなくブックマークから飛んでもRefererを漏らしてしまうものがあるのかもしれない。それはそれで問題だが)が、そうであったとしてもやはり有害なサイトへのリンクが生じるのは望ましくないので、ブラックリストを作って対処することにした。
実は、今使っているアクセス解析には元々除外URLという機能があるのだが、私はこれを自サイトなどからのリンクを除外するために使っていて、除外したURLを解析ページに表示するようにしている。
そのため、その機能を使うと除外した有害サイトのURLも晒されてしまうことになるが、spammerにヒントを与えることになるかもしれないし、有害/無害の判断は主観的なので「私(兄弟、友人、恩師etc)のサイトが有害指定されている」と知ってショックを受けることがあるかもしれないのでそれを避ける(何度もそのサイトからリンクをたどってみて、解析結果に現れなければブロックされているのは分かってしまうが)ために新たにURLを晒さない除外機能を付けた。
補足:もともとある除外URLの方は晒す手前「http://○.jp/△/■/」のようにフルURLで指定しているが、新たに追加したspamリファラブロックのほうは「eroero」「hitozuma.blog1050.」のような単語あるいは部分URLで指定している。なので、特定のサイトを決めうちしなくても怪しい語のあるサイトは一網打尽になる(実際、薬系spamはURLがhttp://〜/phentamine/buy-phentamine.htmlのようになっていることが多い)ため、「私のサイトが有害指定〜Shooooooooooooooock!!」のようなことがあっても、それはURLに怪しい語があるせいかもしれない。

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